食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03671040475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、遺伝子組換え生物の毒性に関する新たな研究報告書のピアレビューをすると発表
資料日付 2012年9月20日
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概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は9月19日、遺伝子組換え生物(GMO)の毒性に関する新たな研究報告書のピアレビューをすると発表した。
 本日、GMOの毒性に関する新たな研究報告書が米国の論文誌”Food and Chemical Toxicology”電子版で公開される。政府から諮問があり、ANSESは直ちにこの新たな研究報告書のピアレビューを行い、その結果を速やかに管轄省庁に答申することとした。
 GMOとは、自然界では起こりえない増殖法や遺伝子の組換え法を使って遺伝物質の形質を変化させた生物又は微生物である。GMOは欧州規制の対象となる。2003年以降、GMOは欧州食品安全機関(EFSA)によって評価されている。しかし、管轄省庁の要請により、ANSESは、食品及び飼料としての使用のためにGMOの欧州市場流通認可にあたって、欧州連合(EU)加盟国が採択を行う時のフランス政府の決定を裏付るためのGMOの評価を継続して行っている。ANSESは、この枠組みで、評価対象となったGMOの半数以上について、GMO摂取に関する健康の安全に関して判断をするには、企業から提出されたデータが不十分であると評価している。
 ANSESは、GMOの評価プロセスに参加するのみならず、他の欧州の評価機関と同様に、これらのGMOの評価方法を定めるガイドラインの作成と評価に寄与してきている。ANSESは、欧州規制の枠組みで考慮すべき新たな情報を特定する調査を行っている。
 今日、GMOの毒性に関する新たな大規模な実験研究報告書が、米国の研究論文誌”Food and Chemical Toxicology”で発表される。フランス政府から諮問を受けて、ANSESはこの新たな研究報告を検証し、必要があれば、論文発表者(研究者)から直接聴き取りをする。この検証結果に基づき、速やかに管轄省庁にANSESの結論を報告する。
 当該研究論文は以下のURLから入手可能。
http://research.sustainablefoodtrust.org/wp-content/uploads/2012/09/Final-Paper.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL http://www.anses.fr/PMGC00TC01.htm
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