食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03670420149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分ホルペットのワイン用ぶどうに対する既存の残留基準値の修正に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2012年6月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月15日、農薬有効成分ホルペット(Folpet)のワイン用ぶどうに対する既存の残留基準値(MRL)の修正に関する理由を付した意見書(2012年6月12日承認)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 規則(EC) No 396/2005の第6条に従って、評価担当加盟国(EMS)のオーストリアが、ワイン用ぶどうに対するホルペットの既存MRLを修正する申請をMakhteshim Agan社から受けた。オーストリアは、ホルペットの意図された使用に適応させるため、既存MRLの5mg/kgを8mg/kgに引き上げるよう提案した。オーストリアが規則(EC) No 396/2005の第8条に従って作成した評価原案(Evaluation report)は、欧州委員会(EC)に提出され、EFSAに転送された。
2. 提出されたデータは、ワイン用ぶどうに対するホルペットのMRL案を算定するにあたり、十分である。合意された統計学的方法論を適用して、10mg/kgのMRL案が算定される。代謝物のフタルイミド(Phthalimide)を考慮に入れて規制対象の残留物定義を変更する場合には、MRLを20mg/kgに設定する必要がある。検討対象産品中のホルペットの残留物を管理するにあたり(定量限界(LOQ)は0.05mg/kg)、十分な規制のための分析方法が利用可能である。フタルイミドの分析方法は、LOQを0.2mg/kgとして、明確に妥当性が確認された。
3. EFSAは、ワイン用ぶどうに対するホルペットの意図された使用によって、消費者の暴露量が毒性学的参照値を超える可能性は低く、したがって公衆衛生上の懸念をもたらすことは予見されないと結論づける。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2769.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。