食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03661250208 |
タイトル | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、日本からの食品の安全性に関するファクトシートを公表 |
資料日付 | 2012年9月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は9月、日本からの食品の安全性に関するファクトシートを公表した。概要は以下のとおり。 オーストラリアは2011年3月の地震が原因で発生した原発事故直後から、日本からの輸入食品の放射性核種について検査してきた。この検査はオーストラリア連邦政府農業・水産・森林省(DAFF)によって実施され、特定の食品によって引き起こされるリスクについてFSANZからリスク評価のアドバイスを受けた後、検査を実施した。 2011年3月以来、抽出された数百の食品から、ほんのわずかの放射性核種が検出され、そのレベルは国際的に認められている基準よりはるかに低かった。世界保健機関(WHO)は、日本を除いた放射性核種の人への暴露は非常に小さいことを報告しており、食品中に検出される放射線量は、多くてもおよそ一回の歯のレントゲン程度であり、大抵はこのレベルよりはるかに低い。 FSANZは、2012年8月に、放射能保護・原子力安全庁からの助言を勘案した日本からの輸入食品のリスク、日本製品のモニタリング結果及びオーストラリアの検疫結果についてDAFFに更新情報を提供した。日本からの食品中の放射性核種によってもたらされるヒトの健康リスクは無視できるほどであるが、なおオーストラリアに汚染された食品が輸入されている可能性がある。したがって、オーストラリアの食品監視プログラムに再び目が向けられている。オーストラリアへ輸入された一般的な食品中、以前にオーストラリアによって放射性セシウムが検出された食品のみが測定される予定である。これらの食品は、茶(生及び乾燥)、干ししいたけ、魚(生鮮、冷凍及び乾燥)である。監視プログラムは、日本の千葉県、福島県、茨城県、宮城県、埼玉県、栃木県、東京都及び山形県からの食品に適用される。食品がオーストラリアで販売される前に、食品中の放射性セシウムレベルが国際的に認められた基準以下であることを確認するために、監視は継続される予定である。 FSANZは、海外の検査結果を監視し続け、新たな公衆衛生上及び安全性の懸念がある場合にはDAFFに更新情報を提供する予定である。我々のアプローチは、監視プログラムに再度焦点を当てるために同様の措置を取っている他の国と一致している。食品において検出される放射性核種は非常に低レベルであることを考慮し、一部は「通常のビジネス」に戻っている。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.19/2012(2012.09.19)P9~10 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
情報源(報道) | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ) |
URL | http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/factsheets/factsheets/safetyoffoodfromjapa5110.cfm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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