食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03660950208
タイトル オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、食中毒に関するファクトシートを公表
資料日付 2012年9月12日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は9月、食中毒に関するファクトシートを公表した。概要は以下のとおり。
 微生物はいたるところに存在し、通常は無害である。しかし、一部にはヒトに発病させるものがある。食中毒は主に細菌、ウイルス及び、それほど頻繁ではないが寄生虫によって引き起こされる。これらの生物は一般的に食品取扱者、動物の糞便や土壌によってもたらされる。
・細菌
 食中毒菌は食品の香り、味又は外見を変えない。これらには、サルモネラ属菌、カンピロバクター・ジェジュニ、黄色ブドウ球菌、特定の大腸菌及びリステリア・モノサイトゲネスなどがある。多くの場合、食中毒菌が病気を起こすには食品中で非常に大量に増殖する必要がある。それが、特定の食品を冷蔵又は非常に熱い状態で保存することが重要である理由である。
・ウイルス
 ウイルスは糞便中に大量に排泄され、特にノロウイルスは感染した人の嘔吐物中に排出される。食品取扱者が感染すると、食品を汚染する。食品を汚水を含む水で洗浄したり、栽培した場合にも汚染される。カキは、下水汚染された水中で生育した場合は特に感染しやすい。
・寄生虫
 寄生虫はヒトや動物の体内に存在し、糞便中に排泄されて、と畜中に食肉を汚染したり、糞尿を施した土壌で栽培された果物や野菜を汚染する。例としては、クリプトスポリジウム・パルバム及びジアルジア・ランブリアなどがある。
・食中毒を予防する
 食品を調理する前及び生肉の取り扱い後の完全な手の洗浄及び乾燥を含め、食中毒を防ぐためにできる簡単なことがある。すなわち、生肉及び野菜/果物を同じ面で調理しない、病気の場合は他人の食事の準備をしない、サラダ野菜等加熱調理しない食品は洗浄する、及びある種の食品は非常に冷たく又は非常に熱く保つ。
 オーストラリアにおいては、全ての食品事業は食品安全基準を遵守しなければならない。
地域 大洋州
国・地方 豪州
情報源(公的機関) 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ)
情報源(報道) 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ)
URL http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/factsheets/factsheets/foodpoisoning.cfm
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
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