食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03660710104
タイトル 米国疾病管理予防センター(CDC)、H3N2vウイルスによる集団感染情報を更新(8月24日)
資料日付 2012年8月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国疾病管理予防センター(CDC)は8月24日、H3N2vウイルスによる集団感染情報を更新した。概要は以下のとおり。
 前回(8月17日)よりも52人増えて、10州から計276人の感染届出があった(入院13人、全員快癒)。調査の結果、感染の主なリスク因子は、農業品評会等での豚との接触にあることが示されているが、CDCはヒト・ヒト感染とみられる3症例についても通知する。H3N2vウイルスは豚では2010年に、ヒトでは2011年7月に初めて検出されており、ほかの変異ウイルスよりも豚からヒトに感染しやすい。
 「過去H3N2vウイルスの限定的なヒト・ヒト感染はあったが、以前も今も、このウイルスは容易にヒトからヒトに感染するものではない。ほとんどの症例は、豚を(品評会で)展示した子供やそれを手伝った子供に生じており、しかもかなり長期間にわたり濃厚な接触があった後に生じている」(CDCインフルエンザ部疫学予防ブランチ主任談)。
 新たに届出のあった52症例は、イリノイ州(1件)、メリーランド州(12件)、ミシガン州(4件)、ミネソタ州(1件)、オハイオ州(26件)、ペンシルバニア州(2件)、ウィスコンシン州(6件)となっている。メリーランド州とミネソタ州からの届出は、パンデミックM遺伝子を持ったH3N2vウイルスの初めての届出となる。メリーランド州の6症例とミネソタ州の1症例のほか、残りの全症例はみな豚との接触が関係している。
 ヒト・ヒト感染とみられる3症例は、患者と家族の接触を調査した結果、最近同定されたもので、3症例相互間の疫学的つながりはない。3症例とも、あるヒトから別のヒトに感染したと考えられ、それ以降の感染は生じていない。いずれも同じ家に住む家族同士であり、初発感染は農業品評会での豚との接触後に生じている。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/疾病管理予防センター(CDC)
情報源(報道) 米国疾病管理予防センター(CDC)
URL http://www.cdc.gov/flu/spotlights/h3n2v-new-cases.htm
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