食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03660030314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、食品として流通している製品中の有効成分としての1 ,3-ジメチルアミルアミン(DMAA)のリスクを評価
資料日付 2012年8月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は8月21日、食品として流通している製品中の有効成分としての1
,3-ジメチルアミルアミン(1
,3-Dimethylamylamine:DMAA)のリスク評価を行った(2012年5月31日付けBfR意見書 No. 030)。概要は以下のとおり。
 DMAAはトレーニング前摂取用及び減量用製品の有効成分としてインターネット販売されている。BfRは特にアスリートに愛好されていると思われる当該製品の科学的評価を行った。
 DMAAは服用量により、ヒトの血圧を一時的に急上昇させる。カフェインとの併用で継続使用すると慢性的な血圧上昇が誘発される可能性があるとする早期暫定指標もある。著しい血圧上昇は心臓の負担を増加させ、息切れ、息苦しさ又は心筋梗塞など、心血管系に対して悪影響が予見される。考えられる健康リスクの程度はDMAA服用量及び服用者個人の血圧に左右される。
 BfRは、ドイツにおいてDMAAを食品として販売する場合の方式要件に合致しているかどうか、特に当該物質が新食品又は新開発食品成分に分類されるべきかのどうかの調査を勧告している。DMAAの医薬品としての分類も見直しが求められる。DMAAが含まれる製品が食品として販売されるならば、「安全でない食品」として分類されるべきかどうかについて確立されるべきである。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.18/2012(2012.09.05)P27~8
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/349/risk-assessment-of-1-3-Dimethylamylamine-dmaa-as-an-active-ingredient-of-products-marketed-as-food.pdf
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