食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03650160475 |
タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、妊婦の高甘味度甘味料の摂取に関するノルウェーの新たな研究報告について評価を実施すると発表 |
資料日付 | 2012年8月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は8月14日、妊婦の高甘味度甘味料の摂取に関するノルウェーの新たな研究報告について評価を実施すると発表した。 高甘味度甘味料の健康影響に関する2件の研究報告について2011年3月に提出した意見書に続き、ANSESは高甘味度甘味料に関するリスクと栄養便益について、自ら評価を実施することを決めた。この評価作業は現在行われているところである。2012年6月に、特別に妊婦の高甘味度甘味料摂取の影響のみを取り扱った報告書を、最初の報告書として公表している(2012年6月18日付け)。この報告書では、妊婦の被験者数が少ないために潜在的なリスクについて結論付けることができなかった。栄養便益に関しては、妊娠期間中の高甘味度甘味料摂取の栄養便益は全く実証されなかった。 ANSESは、人工甘味料を使用した飲料の摂取と早産リスクの関係を指摘した研究(Halldorsson , 2010)について新たな調査が必要であると考えていた。ANSESは継続的にこの問題についての研究をモニタリングしており、甘味料使用飲料の摂取と妊婦のリスクに関する新たなノルウェーの疫学調査報告(Englund-Ogge et al.、2012)を見つけた。その研究報告は米国の論文誌American Journal of Clinical Nutritionで発表されることになっている。 そのコホート研究はノルウエーの60 ,000人の妊婦を対象に実施され、人工甘味料を使用した飲料、糖類を使用した飲料の摂取量と早産の頻度を調べたものである。 Englund-Ogge et al. (2012)はその研究報告書において、因果関係は明らかではないものの、早産リスクの増加と人工甘味料を使用した飲料、糖類を使用した飲料の日常的摂取量との統計的関係を示唆している。 ANSESは、「高甘味度甘味料のリスクと栄養便益」作業部会で、その新たなノルウェーの研究報告書について評価を実施することにした。 高甘味度甘味料に関するリスクと栄養便益についてのANSESの最初の現状報告は以下のURLで入手可能。 http://www.anses.fr/PMGC006C01.htm |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
URL | http://www.anses.fr/PMGC00PC01.htm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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