食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03650050373 |
| タイトル | スペインのカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)、カタルーニャ州におけるトータルダイエットスタディ2008年に関して、ヒ素の状況を公表 |
| 資料日付 | 2012年7月16日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | スペインのカタルーニャ州食品安全機関(ACSA)は7月16日、カタルーニャ州におけるトータルダイエットスタディ2008年報告書に新しく追加された項目、「ヒ素」の状況を公表した。 ヒ素は地殻中に平均2mg/kgと多く含まれる半金属であり、特定の三角州地域に多く存在する。環境中では、化石燃料を使用したエネルギー生産又は化学製品製造などの産業的排出により増加する。 食品中には無機及び有機の形態がみられ、生物学的利用能及びヒトへの悪影響から、無機の形態が最も毒性が強い。カタルーニャ州の市民のヒ素暴露は、2009年に欧州食品安全機関(EFSA)が定めた新たな基準値の範囲内であった。リスク評価の調整には含有量を正確に定量することが適当である。 当該報告書からの補足は以下のとおり。 第7章 ヒ素 (1) 特に濃度が高かった食品群は魚介類及び米で、ヒメジ(21.71μg/g生鮮重量)、シタビラメ(11.61μg/g生鮮重量)、エビ(11.10μg/g生鮮重量)が高く、米は0.19μg/gであった。 (2) 成人男性の推定ヒ素摂取量は344.1μg/日であり、そのうち92%は魚介類、3.4%はパン・穀類によるものであった。 推定無機ヒ素摂取量は27.40μg/日で、29.7%がパン・穀類、28.6%が魚介類によるものであった。パン・穀類のうち最も寄与が高いのは米(5.60μg/日)で、次いでパスタ(1.18μg/日)であった。魚介類中の無機ヒ素で最も寄与が高いのはエビ(1.37μg/日)で、次いでシタビラメ(1.27μg/日)、メルルーサ(訳注:タラ目メルルーサ科の海水魚)(1.13μg/日)であった。 (3) 幼年期では体重に対する食品の喫食の比率が高いため、体重当たりの子供の無機ヒ素摂取量(0.93μg/kg体重/日)は成人(成人男性:0.39μg/kg体重/日)よりも高い。子供以外では成人女性及び青年期男性(各0.45μg/kg体重/日)が高かった。 1%超過リスクのベンチマーク用量95%信頼限界下限値(BMDL01)の上限値で影響が生じるとすれば、標準的な市民のリスクは排除できる(暴露マージン(MOE)>1)。一方、BMDL01の下限値で影響が生じるとすれば、全ての人口集団で摂取量はBMDL01の下限値をわずかに上回っていることからリスクの可能性は排除できない(MOE<1)。したがって、明確な基準値がない限りは食品の無機ヒ素の寄与を削減することが適当であり、リスク評価を行うに当たっては含有量を正確に定量することが適当である。 (4) 2008年の一日の無機ヒ素摂取量(27.40μg/日)は2005年(16.25μg/日)より高かったが、2000年(42.42μg/日)からは大きく減少した。 当該報告書は以下のURLから入手可能。 http://www.gencat.cat/salut/acsa/html/es/dir1593/edt2008es.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | スペイン |
| 情報源(公的機関) | スペインカタルーニャ州食品安全機関(ACSA) |
| 情報源(報道) | カタルーニャ州食品安全機関(ACSA) |
| URL | http://www.gencat.cat/salut/acsa/html/es/dir3577/doc34873.html |
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