食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03640870208 |
タイトル | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、遺伝子組換えトウモロコシMON863と給餌試験に関するファクトシートを公表 |
資料日付 | 2012年7月31日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は7月、遺伝子組換えトウモロコシMON863と給餌試験に関するファクトシートを公表した。概要は以下のとおり。 遺伝子組換え(GM)トウモロコシMON863系統は、オーストラリアで2003年12月、ニュージーランドで2004年4月に食品用途として承認された。MON863トウモロコシは、コーンルートワーム(根切虫)などのいくつかの一般的な害虫に耐性を付与する遺伝子が組み込まれている。このトウモロコシ品種は、この害虫が作物に損害を与える、米国などの北半球の国において作物を栽培するのに適している。オーストラリア及びニュージーランドにおいては、成分としてMON863トウモロコシを含む全ての食品は輸入される前に承認が必要である。 ・MON863の最終的な評価レポート 2004年に開発者(モンサント)がMON863を用いた動物の給餌試験を発表した。 MON863トウモロコシを含む飼料を摂取したラットで副作用の兆候は見られなかった。 ・FSANZによる給餌試験の科学的レビュー 欧州食品安全機関(EFSA)も、本試験結果を検討し、2004年4月に肯定的な科学的意見を発表し、「MON863の販売は、提案された使用状況で、ヒト及び動物の健康又は環境に悪影響を及ぼすことはなさそうである」と結論づけている。 ・Gilles-Eric Seralini教授の主張 カーン大学のGilles-Eric Seralini教授及びフランスの同僚は、MON863トウモロコシ及び他のGMトウモロコシ品種を含む飼料で飼育したラットで、悪影響を示唆する証拠を発見したと主張するいくつかの学術論文を発表している。 著者は、単にオリジナルの給餌試験の統計的再分析のみに基づいて結論を出しているため、これらの主張は、FSANZ及びEFSAなど規制当局によって退けられており、第三者である科学者によって批判されている。 FSANZは、MON863トウモロコシを含む遺伝子組換えトウモロコシのいくつかの品種に関して安全性評価の結論を変更する根拠がないため、これらの食品の承認を再確認した。 |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
情報源(報道) | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ) |
URL | http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/factsheets/factsheets/feedingstudiesandgmc5604.cfm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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