食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03630500450 |
タイトル | Eurosurveillance:掲載論文「スウェーデンにおけるエキノコックス・マルチノクラリス初検出により2011年に実施された調査及び対応」 |
資料日付 | 2012年7月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | Eurosurveillance (Volume 17 , Issue 28 , 12 July 2012)に掲載された食品安全関係論文「スウェーデンにおけるエキノコックス・マルチノクラリス初検出により2011年に実施された調査及び対応」の概要は以下のとおり。 Echinococcus multiloculaisは多胞性エキノコックス症を発症させる寄生虫である。2011年にスウェーデンで初めてE.multiloculais陽性のキツネが発見されたことから、検討グループに関係当局の代表者が招集された。当論文では2011年の対策及びその結果として、動物のサーベイランス、ヒトの感染リスク、及び一般市民向けの助言などが記されている。当該寄生虫の侵入経路、スウェーデンの動物及びヒトがどのように感染が進むかに関する議論と今後の対策も盛り込まれている。 ヒトの感染は、寄生虫の卵の摂取によっておこり、汚染された食品あるいは水を摂取する、また汚染された環境や手指から卵を吸い込むなどの幾つかの感染経路が考えられる。食品の直接伝播の証拠として、サルや豚がキツネの糞便に汚染された草を摂取しての感染が確認された。ある疫学調査では、(ヒトが)草を噛んだり、洗浄していないイチゴを食べたことがリスクと確認されたが、ベリーを摘んだり、洗浄していないハーブや野菜を食べたことは該当しなかった。別の研究では、イチゴ、キノコ、ブルーベリー、ハーブ、パセリ、クランベリーはリスク要因とは特定されず、水道水よりも井戸水や湖水の使用がリスク要因と特定されている。 結論として、疫学調査から特定されたリスク要因は農村地域での生活、労働、活動に関連しており、環境、食品、土壌、その他の伝播経路を区別することは困難である。汚染された環境に接触することが一番のリスク要因であり、飼い犬がネズミなどを食べることがある農家や狩猟者、犬の飼い主が最もリスクが高い集団である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | Eurosurveillance |
情報源(報道) | Eurosurveillance |
URL | http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=20215 |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
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掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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