食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03620980343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、旧精錬工場周囲の子供について鉛中毒症スクリーニングの妥当性の分析結果を公表
資料日付 2012年7月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は7月3日、衛生監視報告BVS(Bulletin de veille sanitaire)、ノルマンディ地方版、No.6、2012年6月号を発行した。目次は以下のとおり。
1. 論説
2. 大気汚染と公衆衛生への影響
3. 旧精錬工場周囲の子供における鉛中毒症のスクリーニングの妥当性の分析
 フランス北西部バース・ノルマンディ(Basse-Normandie)地域圏のオルヌ県(Orne)にあった精錬工場は一世紀以上操業していた。その間、大気への排出が周辺住民の不安を生んだ。精錬工場が閉鎖された後、土壌調査が実施され、旧精錬工場周辺土壌が鉛汚染されていることが明らかになった。
 住民調査で、0歳~6歳の子供17人が調査区域(住宅地又は保育所)に住居していることが判明した。環境調査で、これらの子供が通う地区の土壌の鉛濃度が161mg/kg(最小103mg/kgから最大277mg/kg)であることが示された。これらの濃度はフランス全国の土壌濃度平均含有量(30.3mg/kg)を超えているが、住民検診を実施しなければならない濃度基準値以下にとどまっており、この数年に得られた新たな知見によれば、公衆衛生面でも環境面でも何ら懸念を示すものでない。
 異なる二つの評価方法から同じような結果が得られ、モデル化した血中鉛濃度はフランスの規制値の100μg/L以下となる。したがって、特別な提言をする必要はない。
 入手した情報全体によれば、現状は、調査区域内に住んでいる子供にも、これからこれらの地区内に転入してくる子供にも健康への影響の懸念を示すものでは無い。よって、これらの子供の鉛血中濃度スクリーニング実施を提案しない。
4. 2012年2月にフランス北西部オート・ノルマンディ(Haute-Normandie)地域圏のセーヌ・マリティーム県(Seine-Maritime)の県庁所在地、ルーアン市で発生した旅行者のA型肝炎流行疫学調査
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/content/download/40691/187482/version/2/file/bvs_normandie_06_juin_2012.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。