食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03611210314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、精緻な検出方法及び評価の改善によるフードチェーン管理の効果に言及
資料日付 2012年6月14日
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分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は6月14日、精緻な検出方法及び評価の改善によるフードチェーン管理の効果に言及した。概要は以下のとおり。

1. 第13回BfR消費者保護フォーラムが6月14日~15日に開催され、各種商品のグローバル化の流れに直面しての食品及び飼料の分析における課題について話し合われた。「信用もよいが、信頼のおける定期的な管理でさらによく」をモットーに、欧州は食品及び飼料の安全分野で高い基準を掲げることに成功している。しかしながら、法が求める優良かつ法的にゆるぎない基準の監視は、信頼性のある、そしてさらに重要ことは、公的に認定された分析方法が、食料及び飼料のような複合基質に適用される場合にのみ実現できる。そうした方法は、好ましくない汚染及び残留物の検出が、非常に少量の場合でも可能でなければならない。

2. 「現在では、信頼のおける方法で、食品中のダイオキシンのような好ましくない微量の物質をフェムト(10のマイナス5乗)グラムレベルで検出でき、これはバルト海で角砂糖ひとつを探し出すような精密さに匹敵する」とBfR所長は述べ、「消費者保護を確実にするには、これ以上感受性の高い分析方法を開発する必要はない。監視に用いているこれらの方法が日常の使用に適しており、迅速かつ決定的で、好ましくない汚染物質及び残留物の検出に信頼性があることは重要である」と続けた。さらに「この目的のためには、妥当性を評価され、明確に定められた検出方法が求められており、理想的にはEUや国際社会がその方法を受け入れる必要がある。さらに重要なことは、そのような検出方法が全世界で利用可能となり、ドイツで消費される食品及び飼料が生産される国々で用いられることである」と結んでいる。

3. 欧州の食品安全基準が全世界で確立されれば、南米、アフリカ及びアジアといった食品生産国においても、各国固有の実情に合わせた信頼のおける分析方法を用いて欧州基準へのコンプライアンス管理が可能となる。

4. 加えて、危機的状況において大量の試料を迅速かつ信頼性を以て試験できる検出方法の確立が二つ目の重要点である。これに基づき、公的管理及び産業界の自主監視を目的として、リスク分析に用いるある物質に関する潜在危害を包括的に分析したものを示すことが可能となる。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2012/21/food_chain_control___refined_detection__improved_assessment-130719.html
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