食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03610750149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、生物学的危害のモデリングから学んだ経験と知識を反映した科学的意見書を公表
資料日付 2012年6月14日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月14日、生物学的危害のモデリングから学んだ経験と知識を反映した科学的意見書を公表した(44ページ、2012年5月24日採択)。概要は以下のとおり。
1、科学的証拠の定量分析ではデータ収集及び考察に基づく状況又はプロセスのモデリングが必要であり、この手法は微生物定量リスク評価(QMRA)の基礎となる。BIOHAZ(生物学的危害)パネルによって採用された定量リスク評価及びモデリングから学んだ経験と知識が精査された。
2.リスク評価における定量モデルは、状況に応して適切な対応を行う際の支援、及び/又はリスクと費用とのバランスを保つために、リスク管理者が利用可能なアウトプットを提供する上で欠くことができないことが明らかになった。QMRAは、不確実性を生み出す可能性のある開発途上の分野であり、それゆえ、特定の種類のモデルを選択することができない。新たな手法が開発され、検証される必要がある。QMRAモデルを開発する上で、目的に適合すること及び使いやすさが鍵となる。
3.一方、時間及び資源の限界がモデルの選択を制限することがある。開始に当って、できれば委任を受ける前に、検討範囲の絞込の訓練が推奨される。検討範囲の絞込の訓練には委託の評価、付託事項の可能な解釈、期限、可能なモデリング手法、データ要請などが含まれる。当工程を支援するために、モデルカタログを開発すべきである。モデリング手法の選択は、入手可能なデータと因果関係によって導き出される。それぞれの定量表現の基礎/想定については、関連する不確実性と同様に明記するべきである。「無視できる(negligible)」「懸念がある(concern)」「起こりそうにない(unlikely)」などの表現は、明確に定義された科学的基準及び前後関係を付すか、又は使用しないなど、注意して用いるべきである。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2725.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。