食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03601090314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、「化学処理と照射で安全な肉?」と題する情報を公表
資料日付 2012年6月4日
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概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は6月4日、「化学処理と照射で安全な肉?」と題して食品の汚染除去に関する情報を公表した。概要は以下のとおり。
 「汚染除去を通して食品衛生の向上は可能か?現状の評価及び今後の見通しを検証する」とするフォーラムが、6月4日~5日にベルリンで開催された。科学、ビジネス、政治各分野及び消費者団体の専門家が、汚染除去過程について現状で理解されていることを討論し、食肉衛生の最善化の可能性を検討した。食品の汚染除去は細菌の減菌及び/又は殺菌を目的に行われる。この目的のために、多くの物理的、生物学的及び化学的工程が施される。
1.BfR幹部は、「食品衛生の焦点はもちろん、動物の飼養、肥育及び輸送の途中での感染を防ぐ対策にある。ゴールは、と畜された動物及び製品が細菌で汚染される可能性をできる限り防ぐことである」と述べ、「除去手順は、一般的な食品衛生対策の補完及び食品安全への長期にわたる貢献において、とりわけ意味がある」と続ける。
2.サルモネラ属菌、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌(EHEC)及び他の微生物はヒトに重大な疾病をもたらす可能性がある。消費者は、店頭の肉が病原菌に感染していないと信じている。食肉の生産及び流通チェーンの全ての段階において、動物感染、と畜された動物及び食品の病原菌汚染を防ぐ、或いは少なくとも許容レベルにまで低減するための、あらゆる努力がなされている。
 優良食品衛生規範が最大級の厳格さで実行されていても、こうした防止或いは低減の完全実現はありえない。疫学研究によると、カンピロバクター及びサルモネラ属菌は、汚染された動物由来の食品の喫食により疾病をもたらす。こうした疾病は軽い症状から命に係わる症状まで広範囲にわたる。
3.欧州連合(EU)では現在、汚染除去対策が検討されている。これらにより、多くの細菌及び病原菌が減ると考えられる。同対策には、例えば食品の紫外線(UV)処理、電離放射線処理、又は細菌に対抗する働きをする化学物質を使用した処理が盛り込まれている。
4.食品の電離放射線処理が家きん肉の保存と食中毒防止を目的としてEU数か国で実施されている。EUでは化学物質による汚染除去は認められておらず、二酸化塩素、酸性化亜塩素酸ナトリウム、リン酸ナトリウム及びペルオキシ酸の4物質の食鳥と体の汚染除去への使用が、欧州委員会(EC)から提案されているが、これまでEU加盟国により拒絶されている。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.12/2012(2012.06.13)P23
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2012/19/safe_meat_through_chemical_treatment_and_irradiation_-130621.html

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