食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03600810208 |
タイトル | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、オーストラリアにおける義務的葉酸強化に関するファクトシートを公表 |
資料日付 | 2012年6月11日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は6月、オーストラリアにおける義務的葉酸強化に関するファクトシートを公表した。概要は以下のとおり。 オーストラリアの製粉業者は、パン製造目的のために小麦粉に葉酸(ビタミンB・葉酸の形で)を添加することを要求されている。緑色の葉物野菜のような食品中に天然に存在する葉酸は、健康的な成長発育のために必要である。葉酸は、妊娠初期の妊婦にとって胎児の健康的な発育のために特に重要である。胎児の発育は、しばしば女性が妊娠していることに気づく前、すなわち生命誕生後の最初の数週間に最も急激である。妊娠の初期段階で神経管が閉じて融合する。神経管が閉じない場合は、二分脊椎などの神経管欠損(NTD)となる。受胎の少なくとも1カ月前から3か月後の間に推奨レベルで葉酸を摂取すると、ほとんどのNTDを防止することができる。 FSANZは妊婦または妊娠を予定している女性に対する助言を準備している。 1.どのような食品に葉酸が強化されているか? 全ての味があっさり又は変わった若しくは甘いパン、ロールパン、ベーグル、フォカッチャ、イングリッシュマフィン、酵母発酵した平たいパン、家庭用パン作りのための小麦粉ミックスや小麦粉は葉酸を含む必要がある。他のタイプの包装された小麦粉は葉酸を含む必要はない。有機パンでは葉酸を含むことを要求されない。米、とうもろこし又はライ麦(小麦粉を含まずに提供される)などの他の穀粒粉又は粗びき粉から作られたパンは、葉酸を含む必要はない。但し製造業者が望む場合は添加することができる。朝食用シリアルのような葉酸を含む他の食品に自主的に強化することを選択する製造業者もいる。製造業者は葉酸を強化した食品表示の成分リストに葉酸と記載する必要がある。また、時として葉酸塩と記載されることがある。販売時に作られるパンなどの包装されていないパンについては、成分情報はなくてもよい。この情報は依頼に応じて得られる可能性がある。 2. 義務的葉酸強化は安全か? 全ての入手可能な科学的証拠に基づくと、パンへの葉酸添加は安全である。米国及びカナダを含む多くの国々は葉酸の義務的強化を実施しており、世界の人口の2/3は葉酸強化小麦粉を入手できる。 3. ニュージーランドではどうなっているか? ニュージーランドでは2012年まで義務的葉酸強化の実施を延期している。 詳細情報は以下のURLから入手可能。 http://www.foodsafety.govt.nz/elibrary/industry/fortification-bread-folic-acid/index.htm |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
情報源(報道) | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ) |
URL | http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/factsheets/factsheets/folicacidfortificati5550.cfm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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