食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03600290149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)は、食品接触材料中に使用されるアクリル酸アルキルエステル及び/又はメタクリル酸アルキルエステルとメタクリル酸 ,2 ,3-エポキシプロピルエステルの共重合体の安全性評価に係る科学的意見書を発表
資料日付 2012年6月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月31日、食品接触材料中に使用されるアクリル酸アルキルエステル及び/又はメタクリル酸アルキルエステルとメタクリル酸
,2
,3-エポキシプロピルエステルの共重合体の安全性評価に係る科学的意見書を発表した。概要は以下のとおり。
 当該物質は缶の被膜のポリ塩化ビニルに使用される。代表的物質であるメタクリル酸
,エチルエステルとメタクリル酸
,2
,3-エポキシエステルとの共重合体の移行試験でモノマーの移行は検出されず、分子量1
,000ダルトン以下のオリゴマーは最大でも0.016mg/6dm2であった。塩化物は検出されなかった。オリゴマー分画及び塩化物オリゴマー分画を使い遺伝毒性試験をin vitroで3回、in vivoで2回行った結果、それら分画は非遺伝毒性であると考えられた。それら遺伝毒性試験の利用可能なデータに基づき、「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)はin vivoの遺伝毒性について懸念はないとみなした。CEFパネルは、当該物質が添加剤としてポリ塩化ビニルに最大で25%まで添加され、ビール及び飲料類を除き、殺菌後の長期保存を含むあらゆる期間及び温度条件下で全ての種類の食材のポリ塩化ビニルの被膜として使用される限り安全上の懸念は生じないとの結論に達した。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.12/2012(2012.06.13)P16
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/2744.htm
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