食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03591130160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、昨年1年間に食品事故発生件数が増加したとする調査結果を発表
資料日付 2012年5月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は5月28日、昨年1年間に食品事故発生件数が増加したとする調査結果を発表した。概要は以下のとおり。
 食品事故にはフードチェーンに持ち込まれた汚染食品もしくは違法食品の事例報告が算入されており、一部は公共への害をもたらす可能性があった。当該報告書によると、FSAが昨年1年間に調査した事故件数は1
,714件で、2010年は1
,505件であった。2009年の1
,208件と比べると大幅な増加である。増加した部分が単独要因によるものではないことから、FSAは、複数の要因の組み合わせが増加の背景にあるものの、モニター及び報告体制が増加の大きな要因であるとしている。報告書は、食品事故の分野が多岐にわたって増加していることを示しており、例えば微生物汚染の報告は、2006年から毎年報告されている。2011年には281件あり、2011年は271件、遡って2006年は147件であった。
 昨年は、サルモネラ属菌汚染問題を受けてキンマの葉(paan leave)についても追加調査が行われ、その検査が今年の事故件数増加に寄与していることは疑う余地がない。2011年にFSAに報告された、汚染されたキンマの葉に関する事例は79件あった。
 農薬関連の事故も増加した。多くの警告を受けて実施された国境検疫所におけるオクラの調査によると、英国及びEUでは違法とされる農薬の使用に関わる事例が、2010年の55件から2011年には102件に増加している。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2012/may/annual-report-of-incidents
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