食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03590780149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、ラクトバチルス・ブレビス(DSMZ 21982)株を全動物種用サイレージ添加物として使用する場合の安全性と有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2012年3月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月26日、ラクトバチルス・ブレビス(DSMZ 21982)株を全動物種用サイレージ添加物として使用する場合の安全性と有効性に関する科学的意見書(2012年3月6日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
1.ラクトバチルス・ブレビス株は提案された新鮮な原料1kg当たり1×10の8乗~1×10の9乗CFU(訳注:コロニー形成単位)の用量でサイレージ化過程の改善を意図された技術的添加物である。
2.EFSAは、ラクトバチルス・ブレビスが、安全性適格推定(QPS)手法に適合していることから、当該菌株は、ヒトにおける抗生物質への耐性の決定因子及び獣医学上の臨床的重要性がないことの確認を除き、安全性を特に立証する必要はないと判断している。当該菌株は明確に同定されており、抗生物質への耐性も検出されなかったため、サイレージ生産に当該菌株を使用することは家畜種、当該サイレージを給餌された動物種由来の生産物を消費する消費者及び環境に影響はない。
3.ラクトバチルス・ブレビスに関して入手可能な情報がないこと、及びそのたん白質の性質(proteinaceous nature)から、ラクトバチルス・ブレビスの活性物質は皮膚及び呼吸器への感作物質である可能性がある。
4.研究所規模のサイロで行った研究は5件報告されており、いずれも、少なくとも90日継続して行われた。試料として使用された茎葉飼料は乾燥固形分が19~52%の範囲で含有されており、異なる種類の水溶性炭水化物を含む。各例において、ラクトバチルス・ブレビスを含む茎葉飼料を保管するサイロと、当該物質を含まない茎葉飼料を保管するサイロとが比較された。酢酸合成が増えることにより飼料の好気状態安定期間が延びるため、添加物としてのラクトバチルス・ブレビスが茎葉飼料からのサイレージ製造を向上させる可能性があるという結果が示された。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsafournal/doc/2617.pdf
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