食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03580770111 |
タイトル | カナダ食品検査庁(CFIA)、隔離検疫中の牧羊場で発生したスクレイピーについて声明を発表 |
資料日付 | 2012年5月3日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ食品検査庁(CFIA)は5月3日、隔離検疫中の牧羊場でスクレイピーが発生したことを受けて、「動物衛生及び畜産業界の経済的持続性に肝要なカナダのスクレイピー対策」と題する主席獣医官の声明を発表した。概要は以下のとおり。 最近メディアの関心は、スクレイピーと家畜病の管理に係るカナダの取組に集中している。この問題をめぐる国民の議論が続く中、スクレイピーは科学に立脚した対策を要する深刻な疾病であることが国際的に認められている点を強調しておくことは肝要である。 そのため同疾病については、疑いのあるすべての例をCFIAに届け出なければならず、CFIAは確認が取れた時点で国際獣疫事務局(OIE)に通知する責務を負っている。もう1つの重要な理由として、スクレイピーは動物衛生と経済に著しく影響を及ぼすため、カナダでは2005年に業界の協力を得てスクレイピー撲滅計画を策定した。 スクレイピーが人に作用することを示す科学的証拠は今のところないが、カナダ保健省は、患畜をフードサプライに入れるべきでないと提言している。 スクレイピーに罹ると、めん羊・山羊は必ず死に至る。残念ながら治療法やワクチンはない。(中略) BSE同様、スクレイピーは伝達性海綿状脳症である。病気の発見は極めて難しい。患畜は必ずしも病気に罹っているようには見えず、スクレイピーと断定できる生体試験法はない。スクレイピーの確認は脳組織の試験によってのみ可能である。 このような現実があるため、この病気が疑われる場合、該当施設は厳重な隔離検疫下に置かれ、感染の可能性がある個体や高リスクの個体は安楽死させられる。(中略) CFIAでは、スクレイピーの抑制・撲滅に必要な方策を実施することが、罹患しためん羊・山羊の生産者に大きく影響すると認識している。群が感染していると判定された所有者に同情するとともに、矛盾のない誠意ある公正な方法であらゆる努力を払い所有者と協働していきたい。また、国内の業界や獣医師の強力かつ積極的な支援を得て、今後もスクレイピーの撲滅に向けた積極策を講じていく。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
情報源(報道) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
URL | http://www.inspection.gc.ca/animals/cvo-international-standards/cvo-statements/scrapie-control/eng/1336050114883/1336057988281 |
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本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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