食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03580520149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、動物由来食品を含む特定の複合製品による公衆衛生リスクに係る科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2012年5月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月14日、動物由来食品を含む特定の複合製品による公衆衛生リスクに係る科学的意見書を公表した(132ページ、2012年4月19日採択)。概要は以下のとおり。 当該意見書では、複合製品(※訳注)及び一般的食品中での微生物の生存及び増殖に影響する要因を検討した。結論として、考慮すべき主要因は、水分活性、pH、温度、保存期間、加工法、採用されている他の非熱的物理的処理法の強度及び時間となった。食品の病原体保有率及び濃度は、消費者リスクを決定する上で重要である。当該意見書では、主な病原性細菌の生存及び増殖における上記要因の影響を定量的に推定するための定量的微生物学的モデル及びデータベースについて精査を行った。 複合製品では、材料での水分及び物質の移行及び分散は、それぞれの、特に接触面における物理化学的パラメータによって変化する可能性がある。よって、複合製品におけるリスク評価では、病原体の生存及び増殖に最も許容性のあるパラメータの組合せを考慮する必要性がある。異なる具体的な複合製品における微生物危害の特定と特性化のために、2種類の相補的手法が提案された。 第1の手法は、製品による過去の集団感染事例及び危害要因の保有率を基にしたもので、最も頻度の高い危害要因と複合製品の組合せは、ケーキ及びパン製品とサルモネラ属菌と結論づけられた。第2の手法は、食品の組成及び加工法での病原体の影響を基にした決定ツールである。複合製品のリスク分類では、同じ分類の食品であってもかなり異なることがある製品の組成、加工法、その後の取扱いに関する情報が必要である。その後の状態もリスクに影響するので、複合製品及びそれらの原料の調理時の衛生状態、保存状態、殺菌目的の消費者の加熱調理の信頼性などについて検証すべきである。今回出された結論及び開発される決定ツールは委託により検討した複合製品全てに適用し、それ以外の全食品にも適用する。 ※訳注:今回評価を委託された食品は、菓子類(パン製品を含む)、空ゼラチンカプセル、動物由来製品を含む栄養補助食品、肉抽出物、魚を含むオリーブ、パスタ、動物由来製品を含むスープストックなどの、肉を含まない又は動物由来製品の含量が50%未満のもの。 当該報告書は以下のURLから入手可能。 Http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2662.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/2662.htm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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