食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03561240149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、「調整された欧州食品摂取量データベース」構築の可能性を検証する試験的な調査研究についてEFSAに提出された科学的報告書を公表
資料日付 2012年4月4日
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分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は2月6日、「調整された欧州食品摂取量データベース(Compiled European Food Consumption Database)」構築の可能性をテストする試験的な調査研究についてEFSAに提出された科学的報告書(2012年2月1日公表容認、24ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 本研究では、整合性、欧州連合(EU)に対する代表性及び透明性がより高い方法で、包括的データベースからの個別摂取データの使用を可能にする「変換された欧州食品摂取量データベース」を構築する可能性をテストすることを目的とした。
2. 当該データベースの構築には、多数の重要な手順が伴う。最初に、28の成人サブグループ[14か国の男女]のトータルダイエットを表わす517品目の食品の通常摂取の分布が、NCI(米国国立がん研究所)の方法を用いて推定された。これらの分布は、140
,000人の模擬ヒト個体の個別の通常摂取をシミュレーションするために、Iman and Conover method(訳注:基準分布からデータセットを生成するために用いられる統計手法)に従って食品相関行列(food correlation matrice)と組み合わされた。これらのシミュレーションされたデータは、模擬ヒト個体のエネルギー、炭水化物、たん白質及び脂質の総摂取量と包括的データベースにおいて見られたヒト個体の推定通常摂取量との比較によって妥当性が確認された。最後に、通常摂取量の結果と矛盾せず、食品と摂取日数の相関性を説明する方法で、正確な評価を裏付けるための28日間摂取量を算出するアルゴリズムが作成された。アイルランドの食事がテストケースとしてシミュレーションされた。
3. 本研究によって、欧州レベルにおける慢性暴露評価及び急性暴露評価の両方に適する調整された汎欧州データベースの構築が可能であることが示された。このアプローチは、全欧州の地域住民に拡大される前に、特に欠落している値及び食品の相互関係をうまく処理するための強化が必要である。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/doc/238e.pdf
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
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