食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03560590470 |
タイトル | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)、サルモネラ属菌のタイピングのための第3回外部品質評価計画の結果を公表 |
資料日付 | 2012年4月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC)は4月10日、サルモネラ属菌のタイピングのための第3回外部品質評価計画の結果を公表した。概要は以下のとおり。 ECDCの外部品質評価(EQA:External Quality Assurance)計画は、検査機関の検査性能評価、疾病調査に関連する検査診断の向上のための地域の特定、及び欧州連合(EU)/欧州経済領域(EEA)諸国における検査機関間の検査結果の同等性確保の目的で計画されたものである。 ECDCからの委託を受け、オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)の人獣共通感染症及び環境微生物学研究室がEQAを実施した。35の研究機関が参加しており、そのうちEU/EEA諸国は29機関で、6機関はEU/EEA以外の機関である。 第3回EQA計画の主目的は、EU内外の様々な検査機関でのサルモネラ属菌株のタイピングが一律に実施されているか、比較可能なデータが得られているかを評価することである。サルモネラ属菌のタイピングの3つの方法、すなわち血清型タイピング、ファージ型タイピング、及び薬剤感受性検査(AST:antimicrobial susceptibility testing)について評価された。 検査された異なる地域で多様な結果となった。参加したEU/EEAの検査機関の58%が20株全ての血清型を正確に同定した。ファージ型タイピングでは、EU/EEAの検査機関は検体株の約80%を正確に分類し、薬剤感受性検査については2機関を除き参加した全機関で精度90%という結果が出た。 これらから、サルモネラ属菌血清型のタイピングについてはEQA計画が引き続き必要であること、また、標準ファージ型タイピング手法、世界共通のAST手法、薬剤感受性試験結果の解釈に対する一般基準の改良と実施の必要性が明らかになった。 当該報告書(93ページ)は以下のURLから入手可能。 Http://www.ecdc.europa.eu/en/publications/Publications/1204-TER-EQA-Salmonella-typing.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
情報源(報道) | 欧州疾病予防管理センター(ECDC) |
URL | http://www.ecdc.europa.eu/en/press/news/Lists/News/ECDC_DispForm.aspx?List=32e43ee8%2De230%2D4424%2Da783%2D85742124029a&ID=601 |
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本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
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掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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