食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03560340149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分Fluxapyroxad (BAS 700 F)のリスク評価のピアレビューに関する結論を公表 (2/2)
資料日付 2012年1月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月27日、農薬有効成分Fluxapyroxad (BAS 700 F)のリスク評価のピアレビューに関する結論(2011年12月6日承認)を公表した。概要は以下のとおり。
7. Fluxapyroxad (BAS 700 F)の代謝について、アニリン部分及びピラゾール部分をそれぞれ14Cで放射性標識した当該有効成分を葉面噴霧散布した温室条件下のトマト(果実類)、だいず(豆類・油糧種子類)及び小麦(穀類)で調べられた。Fluxapyroxad (BAS 700 F)が、調査対象のトマト及び穀類の作物部位における放射性残留物の主要成分であることが確認された (総残留放射能(TRR)の54 %~90%超、残留濃度は小麦の穀粒で0.03mg/kg、トマトの果肉で最大0.16mg/kg)。
8. Fluxapyroxad (BAS 700 F)は、植物における総残留物の有効なマーカーと考えられ、規制対象の残留物定義が親化合物のみに限定された。リスク評価のための残留物定義に代謝物のM700F002 (3-(ジフルオロメチル)-1H-ピラゾール-4-カルボン酸)及び M700F048 (3-(ジフルオロメチル)-1-(b-Dグルコピラノシルオキシ)-N-(3’、4’、5’-トリフルオロビフェニル-2-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド)を含めることがピアレビュー中に検討された。代謝物M700F002は親化合物より毒性が低いと結論づけられたため、この代謝物をリスク評価のための残留物定義に含めないことをEFSAは提案する。代謝物M700F048は、親化合物と毒性が類似していることが示され、また、だいずの種子において親化合物と同等濃度で回収されたため、この代謝物をリスク評価のための残留物定義に含めることが当初提案された。しかし、MRL申請の枠組み(EFSA、2011a)において、だいず作物に対するインポートトレランス(訳注:海外で使用が認められている農薬等について設定される残留基準)の安全性を裏付けるために米国及びカナダで行われた条件指定の作物残留試験で、代謝物M700F048は存在しないことが示された。したがってEFSAは、北米の残留試験の結果を考慮して、全種類の作物のリスク評価のための残留物定義に代謝物M700F048を含めず、Fluxapyroxad (BAS 700 F)のみとする意見である。
9. 泌乳期の山羊及び採卵鶏における代謝試験が提示され、親化合物以外に脱メチル化代謝物のM700F008 (3-(ジフルオロメチル)-N-(3’
,4’
,5’-トリフルオロビフェニル-2-イル)-1H-ピラゾール-4-カルボキサミド)が、当該反すう動物及び家きんの全基質における総残留物の主な化合物(TRRの17%~83%)であることが示された。動物基質における合意された規制対象の残留物定義は親化合物のみであるが、リスク評価のための残留物定義を親化合物と脱メチル化代謝物M700F008の総量を親化合物に換算したものとすることが提案される。反すう動物及び家きんの基質におけるFluxapyroxad (BAS 700 F)並びに代謝物のM700F008及びM700F002を分析した給餌試験も提示された。
10. EFSAは、小麦/ライ小麦/ライ麦:0.1mg/kg (暫定)、大麦/えんばく:0.6mg/kg、根菜類(ばれいしょ及びてんさい等):0.1mg/kg、あぶらな科の葉及び芽:0.1mg/kg、全乳:0.001mg/kg (定量限界(LOQ))、卵:0.01mg/kg、筋肉・肝臓・腎臓・家きんの脂肪:0.01mg/kg(LOQ)、反すう動物の脂肪:0.02mg/kgのMRLを提案する。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2496.pdf

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