食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03550980149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、すべての動物種の香料として使用されるフェニルエチルアルコール、フェニル酢酸及び関連エステル類、フェノキシ酢酸及び関連エステル(化学物質グループ15)の安全性と有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2012年3月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は3月22日、すべての動物種の香料として使用されるフェニルエチルアルコール、フェニル酢酸及び関連エステル類、フェノキシ酢酸及び関連エステル(化学物質グループ15)の安全性と有効性に関する科学的意見書(2012年3月7日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 化学物質グループ15(CG15)はフェニルエチルアルコール、フェニル酢酸及び関連エステル類、フェノキシ酢酸及び関連エステルで構成されており、現在、食品の香料として18化合物の使用が認可されている。CG15に属する化合物18種全てについて算出され四捨五入された最大安全濃度は、家きん及び豚用飼料1kg当たり1mg、豚や牛、サケ科魚類及び非食用動物用飼料1kg当たり1.5mgである。飲料水において使用される場合は、安全な濃度になるよう適切に低減させなければならない。安全マージンがなければ、検討対象化合物の飼料及び飲料水を介した同時投与を許可しない。飼料1kg当たり1~1.5mgまでの使用の場合、CG15の化合物由来の残留物は、動物組織又は製品において安全性の懸念はない。「動物用飼料に使用する添加物及び製剤又は物質に関する科学パネル」 (FEEDAPパネル)は、皮膚、眼及び気道への刺激性、皮膚感作物質、並びに飲み込んだ場合に有害であるとの評価の下に全ての化合物を扱うことが妥当であるとした。配合飼料1kg当たり1~1.5 mgの濃度では、CG15に含まれる本化合物は環境にリスクをもたらすとは考えられない。化合物18種は全て香料として食品において使用され、飼料中での機能は食品中での機能と本質的に同じであるので、さらに有効性の実証が必要とは考えられなかった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2625.pdf
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