食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03540960164
タイトル オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、食品中のナノシリカの慢性低用量暴露に関する論文を3件紹介
資料日付 2012年3月9日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は3月7日、食品中のナノシリカの慢性低用量暴露に関する論文を3件紹介した。
 ナノ形状のシリカは固結防止剤添加物E551として多くの食品に使用されている。これらの食品中のナノ粒子は、消化管でナノ形状を維持しており、溶解しないようである。食品中のナノシリカの健康リスクの可能性に関する評価のためには、体内を巡って組織を傷つけ、また、組織内に蓄積する可能性に関する情報が重要である。これらのことが論文誌Nano Toxicology及びACSnanoで発表された論文によって裏付けられた。
 この研究は実際のナノシリカの健康影響評価につながるものではないが、リスク評価を提言するものとなっている。
 ヒトにおけるナノシリカの食品経由慢性低用量暴露の影響は未だよく知られていないというのは公正な仮説である。先のマウスを使った試験で、ナノシリカを大量投与すると肝臓細胞と組織を損傷する結果を引き起こすであろうことが明らかにされている。ナノシリカを直接血中に注入すると、低用量でも有害作用がある。ナノシリカが組織に蓄積する可能性を示す兆候がある。ナノシリカの蓄積は直接的に健康リスクを意味するものではないが、詳細に研究する必要がある。ナノシリカの組織内蓄積の可能性に関する正しい情報及び食品のナノシリカ含有に関する定量的情報は、将来発生するかも知れない健康リスクについて明らかな評価をするために重要である。
 食品やその他の製品にナノマテリアルを利用することが多くなってくることが考えられる。よって、健康リスクの可能性についての確たる洞察力が、ナノマテリアルのメリットを享受する前提となる。
 論文Knowledge gaps in risk assessment of nanosilica in food: evaluation of the dissolution and toxicity of different forms of silicaの要約は以下のNano ToxicologyのURLから入手可能。
http://informahealthcare.com/doi/abs/10.3109/17435390.2012.662250
 論文Presence and risks of nanosilica in food productsの要約は以下のNano ToxicologyのURLから入手可能。
http://informahealthcare.com/doi/abs/10.3109/17435390.2010.519836
 論文Presence of Nano-Sized Silica during In Vitro Digestion of Foods Containing Silica as a Food Additiveの要約は以下のACSnano のURLから入手可能(ナノシリカの消化吸収器官における挙動に関する仮説提言)。
http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/nn204728k?journalCode=ancac3
地域 欧州
国・地方 オランダ
情報源(公的機関) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
情報源(報道) オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)
URL http://www.rivm.nl/Bibliotheek/Algemeen_Actueel/Nieuwsberichten/2012/Nanosilica_in_voeding

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