食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03540880314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、ヨウ素の摂取と欠乏予防のQ&Aを公表
資料日付 2012年2月17日
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分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は2月16日、ヨウ素の摂取と欠乏予防のQ&A(2月7日採択)を公表した。
 世界保健機関(WHO)基準上、ドイツではもはやヨウ素欠乏は存在しない。最近食品中のヨウ素含有量が増加した。その理由の1つは食品にヨウ素添加塩がよく使われるようになったからである。2つ目の理由は畜産用飼料としてヨウ素添加塩がますます使われ、その結果、牛乳及び畜産物のヨウ素含有量が増加したからである。しかしながら、まだヨウ素欠乏予防対策は必要で、未だヨウ素摂取は最適にはなっていない。以下全24のQ&Aのうち、主なものは以下のとおり。
Q2.どのくらいの量のヨウ素が必要とされるか?
A2.乳児(4か月まで)40μg/日、乳児(4か月~1年)80μg/日、幼児(1才~4才)100μg/日、幼児(4才~7才)120μg/日、幼児(7才~10才)140μg/日、幼児及び成人(10才以上)180~200μg/日、妊婦230μg/日、授乳期の母親260μg/日を推奨している。
Q3.妊婦及び授乳中の母親は何に注意を払うべきか?
A3.妊婦及び授乳中の母親は特別な代謝状態によりヨウ素必要量を増している。ヨウ素欠乏及び健康への悪影響を避けるため婦人科医の診察に従うべきである。
Q4.もしヨウ素添加塩を使うと成人は食事からどのくらいの量のヨウ素を摂取できるか?
A4.ドイツ栄養学会は、成人や青年に180~200μg/日のヨウ素を摂取することを推奨している。ヨウ素添加塩を使わない場合は成人約100μg/日のヨウ素を摂取する。もし全ての食品の50~80%にヨウ素添加塩を使用し、家庭でもヨウ素添加塩を使用すると、平均して、成人や青年はヨウ素の推奨摂取量に達する。家庭でのヨウ素添加塩の使用頻度は80%で、包装されていない商品を含む食品加工業者の使用頻度は30%以下である。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/en/questions_and_answers_on_iodine_intake_and_the_prevention_of_iodine_deficiency-128779.html
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