食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03530960294 |
タイトル | 世界保健機関(WHO)、vCJDファクトシートを更新 |
資料日付 | 2012年3月5日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 世界保健機関(WHO)はvCJDに関するファクトシートを更新した(2012年2月版)。概要は以下のとおり。 1. 主要事実 (1) vCJDは、稀有かつ致命的なヒトの神経変性状態である。 (2) ヒトにおけるvCJDの発生は、BSE病原体に汚染された牛由来食品の摂取と強い関係がある。 (3) 1996年10月から2011年3月までの間に、vCJDは英国で175症例、その他の諸国で49症例の届出がある。 (4) 牛のBSEの封じ込めに成功した結果、英国におけるvCJD症例数は2000年以降減衰している。 2. 国別発生数(1996年10月~2011年3月) 英国175人(ピークは2000年で28人が死亡)、フランス25人、スペイン5人、アイルランド4人、オランダ・米国各3人、カナダ・イタリア・ポルトガル各2人、日本・サウジアラビア・台湾各1人。 3. 疫学 vCJDが同定される前は、ヒトTSEの最も一般的な疾病であるCJDが次の3形態で存在すると考えられていた。 (1) 孤発性CJD:世界中で発生し、発生率は100万人に1人。CJD全体の85%を占める。 (2) 家族性CJD:遺伝子変異で生じ、CJD全体の5%~15%を占める。 (3) 医原性CJD:汚染された手術機器により、角膜や髄膜(硬膜)の移植により又はヒト由来下垂体成長ホルモンの投与により偶発的に感染するもので、CJD全体の5%に満たない。 従来の形態のCJDに比較すると、vCJDは若年層が罹患し(年齢中位数=68歳:28歳)、疾病期間が長い(中央値=4.5か月:14か月)。発端症例は1994年で、罹患者は英国在住者がほとんどで、英国外での罹患者は英国在住中にBSEに暴露したと考えられる。 4. 臨床的特徴(省略) 5. 診断(省略) 6. 推定原因 病原体の性質については調査中であり、今なお議論の的になっている。有力な説としてプリオン病原説がある。(以下省略) 7. 公衆衛生防護対策 vCJDとBSEを関係づける証拠が優勢になったため、1988年に英国はBSEを届出疾病に定めた。EUは1994年以降段階的な対策を講じ、BSEを封じ込めた。(以下省略) 8. WHOの対応(省略) 9. WHOの提言(省略) |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | 世界保健機関(WHO) |
URL | http://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs180/en/index.html |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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