食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03490160208 |
| タイトル | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、食用色素についてのファクトシートを公表 |
| 資料日付 | 2011年12月14日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は12月、食用色素についてのファクトシートを公表した。概要は以下のとおり。 食用色素は天然または化学合成されたもののいずれかである。全ての食品添加物と同様に、色素も、オーストラリアやニュージーランドで販売される食品あるいは飲料に用いられる前にFSANZによって安全性を評価される必要がある。この評価手順は、たとえ生涯をとおしてその色素を含んだ食品を大量に摂取したとしても、危険なレベルにならないことを保証するために、安全な限度を食品添加物に設定している。 現在承認されている食用色素は最近何十年もの間、安全に用いられており、FSANZは全ての新しい証拠を基に食用色素の安全性についての再検討している。 1.食品不耐性 一部のヒトは天然あるいは合成添加物に対し反応することを自覚している。発疹、過敏性腸症状、頭痛及び子供の行動変化などの反応が報告されている。 もし、あなたの子供が食品不耐性であると考えるなら、医者あるいは栄養士会認定栄養士(APD)からのアドバイスを受けると、どの添加物を避ければよいかを教えてくれる。添加物を避ける手助けとするため、食品や飲料の全ての添加物は、添加物名か国際的に認められている添加物のコード番号を表示しなければならない。 2.サウサンプトン大学での研究 2007年にサウサンプトン大学の研究者が、人工食用着色料の子供の行動に及ぼしうる影響について調査した。世界中の他の食品機関と同様に、FSANZはこの研究を検討したが、これらの色素については安全な限度を下げる結果になる証拠は見つからなかった。欧州食品安全機関(EFSA)は2009年11月に6種類、2010年にはさらに7種類の食用色素に関する意見書を公表した。EFSAは、入手可能な証拠はサウサンプトン大学での研究を含め、色素暴露と行動への影響の可能性の間に因果関係はないことを示すと結論づけた。しかし、欧州連合(EU)は一部の色素製品に警告文「子供の活動や注意に悪影響を及ぼす可能性がある」を付けることを要求している。2011年3月に米国食品医薬品局(FDA)の委員会は、入手可能な科学的データが食用色素の摂取と多動性への影響の間の因果関係を支持するかどうか再検討した。委員会は最近のデータ(サウサンプトンの研究を含めて)は関連を支持しないと結論を下した。 3.我々はどれくらいの量の食用色素を消費しているか? 2006年にFSANZは添加色素の調査を行った。オーストラリアの食品製造業者はイギリスで使用するよりもはるかに少ない量の色素を使用していることがこの調査から分かった。例えばイギリスでの調査では菓子中の食用色素タートラジンは67mg/kgであると推測したが、FSANZの調査では平均値はたった10mg/kgであった。 大部分の添加色素は、ケーキ、マフィン及びペストリー、ソフトドリンク、アイスクリーム、コーディアル、フレーバーミルク、フレーバー豆乳及び菓子のような食品で検出された。オーストラリアの子供はイギリスのサウサンプトンの研究で使用された量よりはるかに少ない食用色素を消費していると食事暴露評価から分かった。例えば、オーストラリアでの6~12歳児の食用色素タートラジン(食用黄色4号)の消費量の平均は、イギリスの研究での8~9歳児で消費される量の14%であった。また、食用色素サンセットイエロー(食用黄色5号)の消費量はイギリスの2研究での消費される量の21%と8%であった。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.25/2011(2011.12.14)P33 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html |
| 地域 | 大洋州 |
| 国・地方 | 豪州 |
| 情報源(公的機関) | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
| 情報源(報道) | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ) |
| URL | http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/factsheets/factsheets2011/foodcolours.cfm |
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