食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03480190208 |
タイトル | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、植物ステロールについてのファクトシートを公表 |
資料日付 | 2011年11月28日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は11月、植物ステロールについてのファクトシートを公表した。概要は以下のとおり。 植物ステロール(フィトステロール)はコレステロール様物質で、果物、野菜、木の実及び穀類中に天然に低用量含まれる。推奨量である2~3グラム/日を食べると、植物ステロールは血中低密度リポたん白質(LDL)コレステロール濃度を低下させる。食事にもよるが、ほとんどのヒトは毎日150~360mgの植物ステロールを摂取している。3g/日以上摂取しても血中LDLコレステロールはそれ以上減少しない。 1.食品での使用 食品基準コードでは、マーガリン、低脂肪乳、低脂肪ヨーグルト及び朝食用シリアル、低脂肪チーズ及びプロセスチーズ中に植物ステロールの使用を許可している。 2.妊婦及び子供へのアドバイス 植物ステロール強化食品は子供にとって危険でないが、子供にこれらの食品を与える前に医師に相談すべきである。これらの製品は妊婦や授乳婦で特段試験されていないが、体内での作用についての証拠は安全であることを示唆している。子供での場合と同様に、コレステロールレベルを減少させる必要がない場合があるので、妊娠中あるいはその後にこれらの製品を用いることについて主治医に相談すること。 3.シトステロール血症 シトステロール血症と呼ばれる極めて稀な遺伝性代謝疾患のあるヒトは植物ステロールを添加した食品を避けるべきである。この疾患をもつヒトは植物ステロールの吸収率が高く、早期のアテローム性動脈硬化症と心臓病を引き起こす可能性がある。世界中で報告されているシトステロール血症例はわずか45例で、その全ては厳密な医療監視下にある。 4.表示 植物ステロールは成分として食品表示に記載される必要がある。もし、製造業者がそれらの利点について表示する場合、表示上の栄養情報パネルは、一食分当たりまたは食品100g当たりに添加した植物ステロールの総量を記載する必要がある。 |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
情報源(報道) | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ) |
URL | http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/factsheets/factsheets2011/plantsterols2011.cfm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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