食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03420480294
タイトル 世界保健機関(WHO)、鳥インフルエンザH5N1亜型ウイルスが進化しても公衆衛生リスクは増えないと発表
資料日付 2011年8月30日
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概要(記事)  世界保健機関(WHO)は8月30日、「鳥インフルエンザH5N1亜型ウイルスの進化は公衆衛生リスクを高めるものではない」と題するニュースリリースを発表した。全文は以下のとおり。
 WHOはインフルエンザウイルスの進化をしっかり監視しており、アジアの一部で家きん間に循環しているH5N1亜型ウイルスに係る最近の報告書(H5N1クレード2.3.2.1と呼ばれる)について承知している。利用できる情報によれば、H5N1亜型ウイルスの今回の進化が公衆衛生リスクを高めることはない。インフルエンザウイルスは常に進化しており、特に家きん間で定常的に循環している地域においては、今回のような進化は特異とはみなされない。
 WHO世界インフルエンザサーベイランス対応システムは、ヒトの健康に影響する動物及びヒトのインフルエンザウイルスを研究する専門家集団であるが、2011年2月にこの新しいクレードを確認した。
 WHOは、あらゆる動物インフルエンザウイルスによる公衆衛生リスクの恒常的な評価も行っている。利用できる情報によれば、新たに届出があった今回のH5N1クレードにより、鳥インフルエンザH5N1亜型ウイルスによる現在の公衆衛生上の意味合いが変わることはない。ヒトのH5N1感染は今なお希有かつ散発的であり、ほとんどが家きん間で定常的にウイルスが循環している地域で発生している。ヒトの感染症例は、家きんがウイルスを保持している場合にはいつでも、またヒトが感染病鳥や汚染環境にさらされた場合に生じ得るのである。
(※訳注:クレードとは共通の先祖から派生した全ての子孫により構成される集団を指す。)
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/influenza/human_animal_interface/avian_influenza/h5n1-2011_08_30/en/index.html
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