食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03420410340
タイトル フランス厚生・連帯省、ヴォークリューズ県とソンム県での集団ボツリヌス症発生を発表
資料日付 2011年9月6日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス厚生・連帯省は9月6日、ヴォークリューズ県(Vaucluse)とソンム県(Somme)で集団ボツリヌス症が発生したことを発表した。
 これら2県で8人が食餌性ボツリヌス症を発症したことが確認された。食品調査からこの2件のボツリヌス集団食中毒の共通食品が特定された。当該食品はアーモンド入りグリーン・オリーブのタプナード(すり潰したオリーブ製品)で、プロヴァンス地方ヴォークリューズ県カヴァイヨン(Cavaillon)在のLa ruche社が製造し、「les delices de Marie-Claire」のブランド名で販売されているものである。
 ヴォークリューズ県5人及びソンム県3人の患者計8人は依然として入院加療中である。
 当該ロットのタプナードは約60個で、ブッシュ・デュ・ローヌ県、ドローム県、ヴァール県及びヴォークリューズ県の4県で販売された。
 当局は当該食品を食べないよう、また、手元にある商品は返却するよう注意喚起している。
当該商品:「Les delices de Marie Claire」ブランドのタプナード(グリーン・オリーブ)、180g、瓶入り、ロット番号112005、消費期限:16/12/2012

 フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)と保健総局(DGS)も9月7日、共同プレスリリースで、ヴォークリューズ県とソンム県でボツリヌス症集団感染が発生し、La ruche社が製造販売したアーモンド入りグリーン・オリーブのタプナードが原因食品であることを確認した旨を発表した。また、La ruche社の他の製品(保存食品)についても検査の結果、ボツリヌス菌あるいはボツリヌス毒素が検出されている。
 これらの製品はプロヴァンス・アルプ・コートダジュール地域の食料品店やスーパーマーケット、及びインターネット経由で販売された。
 当局は、依然として当該製品が市場や消費者の手元に残っているとして、La ruche社に製品のリコールを命じると共に、消費者にこれらの商品、特に「Les delices de Marie Claire」、「Terre de Mistral」及び「Les secrets d’Anais」ブランドの製品を食べずに返却するよう注意喚起している。プロヴァンス・アルプ・コートダジュールは観光地のため、これらの製品がフランスの他の地方や外国の消費者に購入されている可能性もある。
http://www.economie.gouv.fr/files/CPBotulisme_DGS_DGCCRF_07092011.pdf
http://www.sante.gouv.fr/cas-de-botulisme-recommandations-urgentes-aux-consommateurs.html
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス厚生・連帯省
情報源(報道) フランス厚生・連帯省
URL http://www.sante.gouv.fr/cas-groupes-de-botulisme-dans-le-vaucluse-84-et-la-somme-80.html
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