食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03420400475 |
| タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、腸管出血性大腸菌(EHEC)血清型O104:H4に関して、スプラウト摂取に関するリスク再評価を発表 |
| 資料日付 | 2011年9月5日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は9月1日、腸管出血性大腸菌(EHEC)血清型O104:H4に関して、スプラウト摂取に関するリスク再評価を発表した。 1.2011年5月と6月に出血性下痢や溶血性尿毒症症候群(HUS)を伴う腸管出血性大腸菌(EHEC)血清型O104 :H4による感染がドイツとフランスで発生し、50人の死者が出た。 エジプトから輸入した種子(特にフェヌグリーク)を発芽させたスプラウトの摂取が、患者の疫学調査とトレーサビリティ調査を通じて、最も確率の高い感染源として特定された。 欧州委員会は7月5日、加盟国にエジプトから輸入されたフェヌグリーク種子の全てのロットを市場から回収し、分析し、廃棄するよう要請した。平行して、欧州当局と加盟数か国は特にスプラウトを生で摂食することを避けるよう勧告した。特に市場からの回収及び原因食品の廃棄の決定といったこれらの二つの集団感染症の衛生状況の変化、及びフランスでの流行終息宣言に続いて、ANSESは8月2日にスプラウト摂取に関するリスクを再評価し、必要な場合には現行の勧告を見直すために自ら評価を実施することを決定した。 2.このために、ANSESはフランスの病気流行の現状を明らかにした(発生症例報告)。ANSESは、また同様にエジプトから輸入された種子の汚染が感染源であるとの説明を試みるために欧州で実施された調査結果を検討し、国内で実施された管理対策の精査を行った(消費者への勧告、スプラウト生産業者の統計的管理及び分析体制の整備、エジプトから輸入した種子と豆の回収と廃棄)。 3.これらのデータを基に、及び新たな患者の発生リスクを抑制するために、ANSESはドイツとフランスにおける集団感染症の原因と指摘されたフェヌグリークのロットの排除が不可欠であること、また、消費者の家に残っているフェヌグリークのロットも廃棄する措置が必要である旨を指摘した。 フランスのスプラウト及びスプラウト用種子の生産者と流通業者については、ANSESはフードチェーンの当該フェヌグリークのロットを回収する必要があると考える。これらの管理措置はフェヌグリークを含むミックス種子についても同様に適用されなければならない。 4.ANSESは、特に集団食中毒調査でリスク管理においては基本である食品流通経路全体のトレーサビリティ遵守の重要性を指摘するものである。 これらの条件が網羅的に充足したなら、ANSESは、以下の項目が欧州委員会が指定したフェヌグリークとマメ類を除く生スプラウト消費規制の解除条件となると考える。 ・フランスでは工業的に生産されたスプラウト摂取で届出のあった集団食中毒の事例はないこと ・この集団食中毒とエジプトから輸入された種子のロット汚染との疫学的関係が成り立つこと ・ドイツで集団食中毒が発生してからフランスのスプラウト生産業者によって強化管理対策が保証され、これらの強化管理対策とその有効性が衛生当局によって確認できること 5.ANSESは、2011年7月7日付けのANSES意見書で提言した研究の実施は今も有効であることを指摘する。即ち、以下のとおりである。 ・食中毒原因菌株データベースの作成(国別の有病率、菌毒性、生残性と表面付着力、抗生物質耐性、清掃プロセスの影響など) ・欧州域内での特に種子の種別毎の特性を含む検出方法の開発と方法の統一 ・種子生産環境、収穫条件、包装、種子の浸漬方法などの調査及び工業的生産での発芽作業の影響評価 ・最近の食中毒事件での感染者の特徴を説明できるデータの取得と利用(成人、ほとんどが女性) 6.ANSESは、また、家庭で発芽させる場合には衛生対策の重要性について国民の注意を喚起することが肝要であることを指摘するものである(特に発芽容器の丁寧な洗浄/殺菌、種子やスプラウトに触る前と触った後の手の洗浄)。 国民に対し、EHEC感染予防の基本であり、更には二次感染を避けるために最も重要である食事の準備にも衛生対策を適用すること、個々人と団体の衛生ルール遵守の必要性を指摘することも、同様に重要である。 2011年6月にフランスで観察された溶血性尿毒症症候群(HUS)が発生した衛生背景の変化を考慮した生スプラウト消費に関するリスク評価についての2011年8月5日付けANSES意見書(9ページ)は以下のURLから入手可能。 Http://www.anses.fr/Documents/MIC2011sa0198.pdf 当該記事の英文版は以下のURLから入手可能。 http://www.anses.fr/PMEC00G9I0.htm |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | フランス |
| 情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
| 情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
| URL | http://www.anses.fr/PMEC00G901.htm |
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