食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03420050149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物としてのサンセットイエローFCFの最大許容量の改訂案に基づく暴露再評価について声明を公表
資料日付 2011年9月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は9月5日、食品添加物としてのサンセットイエローFCFに関する最大許容量の改訂案に基づく暴露再評価について声明(2011年8月26日付け)を公表した。概要は以下のとおり。
 EFSAは、欧州委員会(EC)からの諮問を受けて、ECによって提示された使用量改訂案に基づき、食品添加物として使用するサンセットイエローFCF(E 110)の子供への暴露再評価を実施した。清涼飲料への使用の最大許容量が10、15、18及び20mg/Lである4件のシナリオが検討された。改正暴露推定量は、改正使用量及び子供の食品摂取データに基づき「食品添加物及び食品に添加される栄養源科学委員会」(ANSパネル)によって用いられたのと同じ方法の第2段階の手法(訳注:地域住民の詳細な食品別摂取データと法令で定めた最大許容使用量に基づく推定手法、Tier2)を用いて推計した。これらの暴露推定量は、食品添加物がすべての認可された用途に最大許容量で使用されると仮定しているので、保守的なものである(訳注:より安全側に立っている)と考えられる。ヨーロッパの子供(1~14歳)が食事によりサンセットイエローFCFに暴露される平均値は、0.02~0.4mg/kg体重/日の範囲であり、高レベルは0.08~1.2mg/kg体重/日の範囲と推定された。サンセットイエローFCFへの暴露が予測される主な原因は、加工乳製品を含むノンアルコール清涼飲料及びデザートである。すべてのシナリオについて、最大許容量の改定案で計算された子供の高レベルの暴露推定値は、検討された欧州諸国すべてについて暫定的一日摂取許容量(ADI)である1mg/kg体重/日以下であったが(最大値は0.8 mg/kg体重/日)、例外としてシナリオ3と4で英国の就学前の児童はそのADIをわずかに超えている可能性がある(1.1及び1.2 mg/kg体重/日)。

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.18/2011(2011.9.7)P4~5
http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2349.pdf
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