食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03411000450
タイトル Eurosurveillance:腸管出血性大腸菌O104関連記事3報
資料日付 2011年8月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  Eurosurveillance8月4日発行号(Volume 16
, Issue 31
, 04 August 2011)に掲載された腸管出血性大腸菌O104関連記事3報の概要は以下のとおり。
1. 論説「腸管出血性大腸菌(EHEC)血清型O104:H4: 我々は今準備ができているか?」
 ドイツを中心に発生したEHEC血清型 O104:H4アウトブレイクは終息した。この病原体は全くの新型クローンではなく、既知のEHECが微妙に変異した、基質特異性拡張型βラクタマーゼ(ESBL)耐性をもつHUSEC-41と呼ばれるものであること、さらにこの株は2つの病原性大腸菌、すなわち腸管凝集性大腸菌(訳注:EAggEC。本文中の記載はEAEC)とEHECに見られる遺伝子を持つこと、特に典型的な溶血性尿毒症症候群(HUS)関連志賀毒素2型遺伝子を持つことがわかった。成果が出た一方で、一次感染源は何か、なぜ女性の方が男性より罹患しやすいのかなど、主な疑問には未だに解答が得られていない。また、今回のEHEC症例の15%が、散発感染者との家庭内接触による二次感染とみられている。当号に掲載された2報の記事では、二次感染防止における個人の衛生管理の重要性について書かれている。アウトブレイクは終わった。我々は今後に備えよう。
2. 速報「2011年6月フランス南西部での大腸菌血清型O104:H4に関連する溶血性尿毒症症候群の家庭内伝播」
 フランス南西部で2011年6月に発生したHUSの集団発生で、大腸菌血清型O104:H4による家庭内伝播が、指標症例の発症後9~10日に発症した2症例について疑われている。暴露分析及び潜伏期間は家族内の二次感染を支持するものである。家庭内でのヒトからヒトへの感染を予防すべく勧告を強化すべきである。
3. 調査及び集団感染症報告「2011年ドイツ・ヘッセン州における志賀毒素産生性大腸菌(STEC)O104アウトブレイク期間の二次感染」
 最近のドイツにおけるSTEC血清型 O104:H4アウトブレイク期間に、ヘッセン州(人口600万人)で届出のあった大部分の症例は、飛び地クラスター(satellite cluster)に関連、または北ドイツに旅行歴があった。既知のクラスター及び症例に関連しない症例を迅速に特定するために、また、ヘッセン州に広まった汚染媒介物に関するタイムリーな情報を入手するために、そして既知の症例間の2次感染リスクについて説明するために、強化サーベランスが導入された。ヘッセン州では2011年7月21日時点で、2人の死亡を含むHUS症例56人、STEC性胃腸炎124症例が国の症例定義に合致するとして報告された。アウトブレイク定義に合致したHUS55症例、STEC胃腸炎81症例のうち、HUS1症例及びSTEC胃腸炎8症例が二次感染によって感染したとみられる。彼らは6例が家族から、2例が院内感染で、1例が検査機関での感染とみられる。今回の結果では、アウトブレイク株が大腸菌O157や他のSTEC血清型と比べて高い感染力があるとは示されなかった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) Eurosurveillance
情報源(報道) Eurosurveillance
URL http://www.eurosurveillance.org/

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