食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03410920164 |
| タイトル | オランダ国立公衆衛生環境研究所（RIVM）、リスク評価におけるトキシコゲノミクスに関する報告書を公表 |
| 資料日付 | 2011年8月3日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | オランダ国立公衆衛生環境研究所（RIVM）は8月3日、リスク評価におけるトキシコゲノミクス(訳注：薬物を動物や細胞に暴露して遺伝子発現解析を行うことにより、遺伝子レベルで毒性発現メカニズムの解明や毒性予測を行う新しい学問領域）に関する報告書を公表した。 RIVMのこの研究は、トキシコゲノミクス・データによって化学物質の潜在的発がん性の評価の向上が可能であることを示している。トキシコゲノミクスは、マイクロアレイ技術(microarray technology：マイクロチップ技術)でmRNAやたん白質または代謝物レベルでの反応の発現プロファイルの分析を通して、毒物に対する細胞の反応を調べる科学分野である。この研究の第一の目的は、毒性作用が現れる分子機序(molecular mechanisms)を明らかにし、及び毒性ハザードを予想する分子バイオマーカーを見つけ出すことにある。 多くの国々で、ヒトや環境に対して如何なるリスクも生じない物質であることが証明されなければ、特定化学物質の使用が認められていない。毒性試験の試験ストラテジーはin vitro試験と動物実験から成っている。ある特定化学物質について得られた毒性データはヒトの健康に対するその潜在的影響を評価するために使用される。化学物質の潜在的毒性評価は複雑で、時間がかかり、また、実験動物への要求が多い方法でもある。 現在の発がん性試験ストラテジーにおけるトキシコゲノミクスの推進は大きな影響を持つことになるであろう。トキシコゲノミクス・データは作用機序を明らかにし、種間外挿を向上させるために使用することができる。加えて、動物実験を代替することができるため、発がん性試験に使う動物実験における動物の数を減らしたり動物の使用を見直したりすることができるようになる。 報告書(26ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/340700004.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | オランダ |
| 情報源（公的機関） | オランダ/公衆衛生･環境保護研究所（RIVM） |
| 情報源（報道） | オランダ国立公衆衛生環境研究所（RIVM） |
| URL | http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/340700004.html |
（※注）食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要（記事）は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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