食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03410620149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分ビキサフェンのなたねの種子等に対する残留基準値の設定に関する理由を付した意見書を公表
資料日付 2011年7月5日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は7月5日、農薬有効成分ビキサフェン(Bixafen)のなたねの種子、食用亜麻、からしなの種子及びけしの種子に対する残留基準値(MRL)の設定に関する理由を付した意見書(2011年6月30日付け)を公表した。概要は以下のとおり。
1. 評価担当加盟国(EMS)の英国が、英国内で認可が求められている数種類の油糧種子作物に対するビキサフェンの既存のMRLを修正する申請を受けた。なたねの種子、食用亜麻、からしなの種子及びけしの種子に対する意図された使用に適応するため、既存MRLの0.01mg/kg(定量限界)を0.02mg/kgに引き上げることが求められている。
2. ビキサフェンの毒性学的プロファイルが、評価報告書素案を作成する枠組みの中で報告担当加盟国(RMS)によって評価された。0.02mg/kg体重/日の一日摂取許容量(ADI)及び0.2mg/kgの急性参照用量(ARfD)を結論づけるデータは十分であった。本有効成分についてのピアレビューが現在継続中であるため、これらの毒性学的参照値は暫定的なものと考えることが望ましい。
3. 意図されたGAP(適正農業規範)に従った作物処理の後に予測される残留物が毒性学的参照値を超過することはなく、なたねの種子、食用亜麻、からしなの種子及びけしの種子に対するビキサフェンの意図された使用は、消費者の安全性の観点から容認できるとEFSAは結論づける。EFSAは、規制対象の残留物定義をビキサフェンとして、既存MRLを食用亜麻:0.015mg/kg、けしの種子:0.015mg/kg、なたねの種子:0.015mg/kg、からしなの種子:0.015mg/kgと修正することを提案する。
4. 評価報告書素案がまだピアレビューされていないため、本意見書で出された結論は暫定的なものと考える必要があり、ピアレビューの終了後に再検討を要する可能性がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2286.pdf
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