食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03400830343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、ジロンド県における腸管出血性大腸菌(EHEC)集団食中毒続報
資料日付 2011年7月8日
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分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は7月8日、ジロンド県腸管出血性大腸菌(EHEC)集団食中毒の現状を発表した。
 6月22日から7月8日までの期間に溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症した患者が9人、出血性下痢の患者が9人、及び下痢の患者が1人出ている。
 これらの19人の患者の中で12人がベーグルの児童保育施設で行われたバザー(施設公開日)に参加していた。これら12人は6歳~64歳、女性7人、男性5人である。12人は全員がバザーでスプラウトを食べたと報告している。これら12人の患者は6月13日~20日の間に発症した。EHEC血清型O104:H4に感染したこの12人で、溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症したのが7人、出血性下痢が1人、及び下痢が1人である。
 児童保育施設のバザーに行っていない5人について、今日までに明らかになった微生物学的検査結果から、3人(HUS患者1人、出血性下痢患者2人)は志賀毒素産生性大腸菌(STEC)血清型O104 :H4に感染しておらず、この集団食中毒事件から除外された。O104:H4大腸菌に感染していなかったこの3人の患者の中のHUS患者1人は7月2日に死亡した。この5人の中の4人目は、微生物学的検査をしていないものの、発症前の潜伏期間に相当する期間は他県にいたことから、かなり高い確率で、この児童施設の集団食中毒感染源とは関係ないと考えられる。最後の5人目については現在調査中である。
 他に、児童保育施設の集団食中毒患者の周囲でSTEC血清型O104:H4のヒトからヒトへの感染が2例届け出された(HUS1人、出血性下痢1人)。
 今日まで児童保育施設の集団食中毒事件にかかわる患者は12人で、この施設とかかわりのない患者1人について、調査が行われている。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL Http://www.invs.sante.fr/Dossiers-thematiques/Maladies-infectieuses/Risques-infectieux-d-origine-alimentaire/Syndrome-hemolytique-et-uremique/Actualites/Cas-groupes-d-infections-a-Escherichia-coli-entero-hemorragique-EHEC-en-Gironde-Point-au-8-juillet-2011
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