食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03400360462 |
タイトル | カナダ保健省病害虫管理規制局(PMRA)、殺虫剤有効成分チアメトキサムを含む農薬Veridian 0.33G及びVeridian 25WGの評価レポートを公表 |
資料日付 | 2011年7月11日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ保健省病害虫管理規制局(PMRA)は7月11日、殺虫剤チアメトキサムの評価レポートを公表した。 チアメトキサムは経口摂取では中等度の毒性がある。チアメトキサムには遺伝毒性は知られていない。チアメトキサムはラットで発がん性が認められていないが、マウスでは腫瘍が発生した。しかしながら、典型的な暴露条件でのマウスの腫瘍形成プロセスがヒトで起こるとは考えられない。動物実験における他の健康影響は、肝臓、腎臓及び神経系統への影響が認められる。リスク評価により、ヒトへの暴露量は動物実験でこれらの影響が発生した最小用量より十分に低い暴露レベルに押さえられることから、これらの有害影響を防ぐことができる。 妊娠動物にチアメトキサムを投与すると、母獣に健康影響が無い用量でも胎仔への影響が認められたことから、胎仔は成獣よりもチアメトキサムに感受性が高いこと明らかである。従って、リスク評価を行い、追加的な保護措置を講ずることで、チアメトキサムへのヒトの暴露許容量の更なる低減を図った。 チアメトキサムを有効成分とする農薬製剤Veridian 0.33Gは、ラットには経口及び経気道で軽度の毒性があり、ウサギには経皮で軽度の毒性がある。ウサギには眼刺激性は非常に低く、皮膚刺激性は無い。モルモットには皮膚感作性があると考えられる。 チアメトキサムを有効成分とする農薬製剤Veridian 25WGは、ラットには経口及び経気道で軽度の毒性があり、ウサギには経皮で軽度の毒性がある。ウサギには中程度の眼刺激性及び軽度の皮膚刺激性がある。モルモットには皮膚感作性があるとは考えられない。 評価の結果、認可された使用状況下において、当該農薬は健康や環境に許容できないリスクをもたらすことはないと明らかになったことから、芝のマメコガネなどの害虫を抑制するため、殺虫剤有効成分チアメトキサムを含む原体Thiamethoxam Technical及び農薬製剤Veridian 0.33G とVeridian 25WGの販売と使用について条件付き登録を承認した。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ保健省病害虫管理規制局(PMRA) |
情報源(報道) | カナダ保健省病害虫管理規制局(PMRA) |
URL | http://www.hc-sc.gc.ca/cps-spc/pubs/pest/_decisions/erc2011-05/index-eng.php |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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