食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03390800469
タイトル フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)、ボルドーの志賀毒素産生性大腸菌(STEC)集団食中毒情報を公表
資料日付 2011年6月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)は、フランス南西部大西洋に面したアキテンヌ地域圏ジロンド県のボルドー市で発生した志賀毒素産生性大腸菌(STEC)集団食中毒の続報を発表した。
1.6月24日付け
 ボルドー市で発生した腸管出血性大腸菌(EHEC)集団食中毒を受けて、DGCCRFはスプラウト用の種子のリコールを要請した。
 DGCCRFが実施した追跡調査(トレーサビリティ)の結果は、ベーグル児童保育施設のバザーで、販売店Jardilandで購入したフェヌグリーク(コロハ)、マスタード、キバナスズシロの種子を使ったスプラウトを食べたことが原因であることを示すものとなった。DGCCRFが持つ情報では、これらの種子の供給元は英国サフォーク州(Suffolk)イプスイッチ(Ipswich)に本拠を置くThompson and Morgan社である。ただし、現時点では、これらの種子(スプラウト)喫食と集団食中毒の関係が確定したわけではない。
 現在行っている分析検査の結果が出るまで、DGCCRFは英国Thompson and Morgan社から購入したスプラウト用のフェヌグリーク、マスタード、キバナスズシロの種子の販売を直ちに中止するよう流通業者に要請した。また、これらの種子を既に購入して保有している消費者に対しても、使用しないよう勧告した。
2.6月28日付け
 ボルドーの溶血性尿毒症症候群(HUS)集団感染の疫学調査で腸管出血性大腸菌(EHEC)血清型O104:H4の感染源が生で食べたスプラウトであることが明らかとなった。
 DGCCRFと保健総局(DGS)は、用心のため、生のスプラウトを喫食しないよう注意喚起した。唯一、高温で加熱することがEHEC血清型O104:H4を殺菌する方法である。
 DGCCRFとDGSは種子の発芽や調理に使った容器や道具は使用後はよく洗浄すること、及びこれらの種子を取り扱った後は常に手洗いすることを勧告した。
http://www.economie.gouv.fr/files/recom_graines.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)
情報源(報道) フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)
URL http://www.minefe.gouv.fr/discours-presse/discours-communiques_finances.php?type=communique&id=5569&rub=1
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