食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03390430149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分ビフェントリンのリスク評価のピアレビューに関する結論を公表 |
資料日付 | 2011年5月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月19日、農薬有効成分ビフェントリン(Bifenthrin)のリスク評価のピアレビューに関する結論(2011年5月11日付け)を公表した。概要は以下のとおり。 1. ビフェントリンは、再評価プログラムの第3段階パートAにある79種類の有効成分の1つである。 2. 本報告書における結論は、申請者が求めた穀類、観賞用植物及びキャベツに対する殺虫剤としてのビフェントリンの代表的用途の評価に基づいて出された。 3. 一日摂取許容量(ADI)は、イヌ 1年間試験(ラット発生毒性試験で裏付けられた)を根拠に安全係数100を適用して0.015mg/kg体重/日である。急性参照用量(ARfD)は、ラット90日間神経毒性試験を根拠に安全係数100を適用して0.03mg/kg体重である。 4. 残留物定義 (1) りんご(果実類)、綿実(豆類及び油糧種子類)及びとうもろこし(穀類)に実施した代謝試験で、ビフェントリンが総残留物の主要な化合物であることが分かった。植物による有意なシス-トランス異性化及び残留物の移行は観察されなかった。植物産品における規制対象及びリスク評価のための包括的な残留物定義案はビフェントリン(異性体の総量)である。 (2) 反すう動物及び家きんに実施した代謝試験に基づき、動物産品における規制対象の残留物定義案はビフェントリン(異性体の総量)である。リスク評価のための残留物定義案は以下のとおり。 1) 反すう動物の肝臓及び腎臓:ビフェントリン(異性体の総量)及びBP-acid(2-メチル-3-ビフェニルカルボン酸又は2-メチル-3-フェニル安息香酸)をビフェントリンに換算したもの 2) 卵及び家きんの肝臓:ビフェントリン(異性体の総量)、ヒドロキシ-メチルビフェントリン及びその脂肪酸抱合体をビフェントリンに換算したもの 3) 乳及びその他の動物生産物:ビフェントリン(異性体の総量) 5. 大麦及びえんばくの穀粒:0.1mg/kg、小麦、ライコムギ及びライ麦の穀粒:0.05mg/kg、キャベツ:0.3mg/kg (暫定値)、反すう動物の脂肪:0.5mg/kg脂肪、反すう動物の食肉:0.05mg/kg(定量限界)、反すう動物の腎臓:0.02mg/kg、反すう動物の肝臓:0.01mg/kg(定量限界)、家きん肉:0.05mg/kg(定量限界)、卵:0.01mg/kg(定量限界)等の残留基準値が提案される。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2159.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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