食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03390010149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品中のポリ臭化ジフェニルエーテル類(PBDE類)に関する科学的意見書を公表 |
| 資料日付 | 2011年5月30日 |
| 分類1 | --未選択-- |
| 分類2 | --未選択-- |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は5月30日、食品中のポリ臭化ジフェニルエーテル類(PBDE類)に関する科学的意見書(2011年5月9日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 1. EFSAは、食品中のPBDE類に関する科学的意見を欧州委員会(EC)から求められた。PBDE類は、プラスチック、繊維、電子部品のハウジング及び電気回路に使用される添加難燃剤である。PBDE類は環境中に遍在し、また、生物相や食品及び飼料中にも同様に存在する。 2. 計3 ,971の食品試料中における19種類のPBDE同族体の分析データが欧州11ヶ国からEFSAに提供された。8種類の同族体(BDE-28、BDE-47、BDE-99、BDE-100、BDE-153、BDE-154、BDE-183及びBDE-209)が主要な関心の対象であると、「フードチェーンにおける汚染物質に関する科学パネル」(CONTAMパネル)によって考えられた。BDE-47及びBDE-209が食事経由暴露量の上位を占めた。PBDE混合物又は個別同族体の標準試料を用いて毒性試験が行われた。 3. 主な標的は肝臓、甲状腺ホルモン恒常性、生殖系及び神経系であった。PBDE類は、活性酸素種の誘導によってDNA損傷を引き起こす。CONTAMパネルは、臨界エンドポイントとして神経発達への影響を特定し、また、多くのPBDE同族体についてベンチマーク用量(BMD)及び当該影響のリスクを10%増加させる (訳注:暴露群において当該影響を示す実験動物数を対照群と比較して10%増加させる)各同族体のベンチマーク用量の95%信頼区間の下限値(BMDL10)を以下のとおり算出した。BDE-47:309μ/kg体重、BDE-99:12μg/kg体重、BDE-153:83μg/kg体重、BDE-209:1 ,700μg/kg体重。 4. CONTAMパネルは、現在のデータベースの限界及び不確実性のため、健康影響に基づく指標値(health based guidance values)の設定に、これらのベンチマーク用量の95%信頼区間の下限値(BMDL)を使うのは不適当であると結論づけ、健康リスク評価に暴露マージン(MOE)手法を用いた。動物及びヒトの生体内におけるPBDE同族体の排泄特性はかなり異なるため、CONTAMパネルは、MOE手法の出発点として体内負荷量を用いた。 5. CONTAMパネルは、BDE-47、BDE-153及びBDE-209について、欧州連合(EU)域内における現在の食事経由暴露量は健康上の懸念を引き起こさないと結論づけた。BDE-99については、現在の食事経由暴露量において潜在的な健康上の懸念がある。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/2156.pdf |
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