食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu03381560149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品照射の化学的安全性に関する科学的意見書を公表 |
| 資料日付 | 2011年4月6日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は4月6日、食品照射の化学的安全性に関する科学的意見書(2010年11月25日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 1. (γ(ガンマ)線、電子線又はX線の)照射は、食品安全の向上及び植物や植物生産物に有害な病害虫の除去や低減のために実施される。電離放射線が食品を通過すると、一次的(primary)及び二次的(secondary)な放射線分解の作用により化学的な形質転換物の痕跡ができる。報告された主な放射線分解生成物は、食品中の主要な脂肪酸類から生成された一部の炭化水素類及び2-アルキルシクロブタノン類、並びに、一部のコレステロール酸化物及びフラン類である。これらの物質の多くは、他の加工処理の対象となっている食品中においても生成され、したがって照射のみによって生成されるものではない。さらに、照射食品中に存在するこうした分解生成物の量は、加熱処理で生成された場合より有意に高いわけではない。 2. 欧州連合(EU)の食品科学委員会(SCF)による直近の意見書が2003年に出されて以降、照射済み食品に関する幾つかの遺伝毒性試験が公表されている。利用可能なデータによって、少なくとも数種類の2-アルキルシクロブタノン類がin vitroにおいてDNA損傷を誘発する可能性のあることが示されている。in vivo遺伝毒性試験は利用可能ではないが、in vitroにおけるアルキルシクロブタノン類の遺伝毒性の基礎をなす見たところ妥当な間接的機構の観点から、ヒトにおける生殖障害(genotoxic hazard)の可能性は低いと「食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル」(CEFパネル)は考える。他の放射線分解生成物について新しい妥当な毒性学的試験は報告されていない。生物学的影響に関する最近の文献からの証拠の重み付けにより、2003年のSCFの意見書で明示された照射が容認できる食品類とその対応する放射線量の妥当性が裏付けられる。唯一の新しい反証が、高線量照射した飼料を主として投与された、あるいは、高線量照射した飼料のみを投与されたネコの白質脳症に関する文献で示された。しかし、リスク評価の見地からの明確な機構説明は確立されていない。 3. 本パネルは、欧州において現在照射される食品が極めて少量であることを考慮に入れて、喫緊の懸念材料はないという見解である。しかし、当該ネコ試験のヒトの健康への関連性について明らかにすることが望ましい。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/1930.pdf |
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