食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03350040322 |
タイトル | スイス連邦保健局(BAG)、「ヒ素、水に含まれている天然毒素」を公表 |
資料日付 | 2011年5月6日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | スイス連邦保健局(BAG)は5月6日、「ヒ素、水に含まれている天然毒素」を公表した。概要は以下のとおり。 スイスでは、飲用水は一般に非常に高品質である。水は我々の最も重要な食品であり、水道事業者及び州当局により継続して監視が実施されている。しかし、飲用水は、種々の原因から有用な物質以外にヒ素のような不要な物質を含むことがある。スイスの特定の地域では、水源においてより高いヒ素濃度が認められることがある。新たな毒性学的評価は、スイスにおいて実際に適用されている最大値に関してきちんと議論すべきであることを示している。 Q1.ヒ素は、どのように飲用水に入ってくるのか? A1.鉄、カルシウムやマグネシウムなどの有用なミネラル物質に加えて、ヒ素のような不要の物質が、特定の鉱物と地下水との接触により溶解し、飲用水に入る。 Q2.健康リスクは? A2.長期にわたり高濃度のヒ素を摂取すると、健康影響及びがんを誘発する可能性があり、世界保健機関(WHO)はヒ素の最大値(訳注:基準値)を10μgヒ素/Lとしている。スイスにおいては、基準値を50μgヒ素/Lとしており、規制当局は今まで、これで消費者の健康保護に十分であり、10~50μgヒ素/Lの飲用水は問題なく消費することができると考えていた。Wallis州において当局が実施した調査では、飲用水におけるより高いヒ素濃度の影響によりがんの発生頻度が高くなることはないとしていた。2010年に国際機関(EFSA2009、JECFA2010)が実施した毒性学的研究において、ヒ素の最大値は10μgヒ素/Lが望ましいことが確認された。 BAGは、対象となる州当局及び水道事業者と、現在の最大値を引き下げるかどうかの検討をしている。引き下げを実施すれば、水源の処理を強化する又は閉鎖する可能性もある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | スイス |
情報源(公的機関) | スイス連邦保健局(BAG) |
情報源(報道) | スイス連邦保健局(BAG) |
URL | http://www.bag.admin.ch/themen/lebensmittel/04858/04864/04903/11929/index.html?lang=de |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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