食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03340080149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、香料グループ評価206:香料グループ評価19のサブグループ1.2.3のα ,β-不飽和ケトン類及びその前駆体の代表的物質に関する遺伝毒性データを検討した科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2011年3月23日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月23日、香料グループ評価206(FGE.206):香料グループ評価19(FGE.19)のサブグループ1.2.3のα ,β-不飽和ケトン類及びその前駆体の代表的物質に関する遺伝毒性データを検討した科学的意見書(2010年11月25日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 1. FGE.19のサブグループ1.2.3に対応する本FGE.206は、脂肪族ケトン類7種及び脂肪族ケトン類の前駆体5種に関するものである。本評価における検討対象の当該12物質は、α ,β-不飽和ケトン構造あるいはその構造に代謝される可能性のあるもので、遺伝毒性の構造アラートと考えられ、以前に利用可能であった遺伝毒性に関するデータでは遺伝毒性の懸念が払拭されなかった。 2. 食品接触材料、酵素、香料及び加工助剤に関する科学パネル(CEFパネル)は、サブグループ1.2.3において10物質を代表する2物質を特定した。これら2物質について、CEFパネル策定の試験方策にしたがった遺伝毒性データが求められた。 3. 関係業界は、本サブグループの代表的な2物質について遺伝毒性に関するデータを提出した。 4. 6-メチルヘプタ-3 ,5-ジエン-2-オン(6-Methylhepta-3 ,5-dien-2-one)及びプソイドイオノン(Pseudo-ionone)が、3つの遺伝指標(遺伝子変異、構造的染色体異常及び数的染色体異常)について試験された。当該試料化合物は、in vitro試験で、細菌において遺伝子変異を誘発せず、哺乳類細胞において染色体異常誘発性及び/又は異数性誘発性を示さなかった。 5. これら代表的2物質に関するin vitro試験の遺伝毒性データは遺伝毒性の可能性を示さないとCEFパネルは結論づけた。したがって、FGE.19 のサブグループ1.2.3の12物質すべてについて遺伝毒性に関する懸念はないと考えられ、WHO/FAO合同食品添加物専門家会議(JECFA)の評価手順(訳注:摂取量、構造活性相関、代謝及び毒性に関する情報を統合する段階的な手法)を用いて評価されることになる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/1922.pdf |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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