食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03330740361
タイトル 台湾行政院衛生署、日本からの輸入品の管理監督強化に関するQ&Aを更新
資料日付 2011年3月30日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  台湾行政院衛生署は3月30日、日本からの輸入品の管理監督強化に関するQ&Aを更新した。追加された質問は以下のとおり。
1. 国内水産物の安全について、現在どのような対応措置が講じられているか?
 水産物に対する現在の台湾行政院農業委員会漁業署の管理措置は以下のとおり。(3月23日、24日、25日、28日付けのプレスリリースで公表したもの。詳細は漁業署のホームページ(http://www.fa.gov.tw/)を参照。
1)漁船のモニタリング
 省略
2)回遊性魚類のモニタリング
 台湾南部の漁港5か所において、沿岸で水揚げされた15種類の魚について検査したところ、すべて規定に適合していた(3 月25日)。
3)海水のモニタリング
 3ヵ所から採取された海水12検体について検査したところ、すべて正常だった(3月28日)。
2. 国民が食事から放射性物質を取り込むリスクは?
 台湾行政院原子力委員会のモニタリング結果より、台湾の市場に流通している食品は全て放射能に汚染されておらず、安全である。現在、衛生署は原子力委員会と協力して日本から輸入された食品について放射能汚染のモニタリングを行っており、現在のところ、検査した食品は全て台湾の基準に適合している。現在、国民が食事から放射性物質を取り込む懸念はないため、過度の心配は不要である。
3. 野菜や果物からの放射性物質の摂取を心配する国民への助言は?
 日本から輸入された食品が心配な場合は、野菜を十分に洗う、皮をむく等によって表面に付着している放射性物質を減らすことができる。或いは、国産やその他の国で生産されたものを選んでもよい。
4. 多くの国で既に微量の放射性物質が検出されたとの報告があるが、他の国からの輸入品も監視すべきか?
 事故が発生したのは日本の福島県であるため、高濃度の放射能に汚染された地域は主に福島近隣で、最もリスクの高い地域である。その他の国で測定されたものは大気の流れに沿って飛来した放射性粉塵であり、大気中での拡散を経て濃度は大幅に減少している。このため、各国では微量の放射線量しか検出されておらず、各国の製品について言えばリスクは極めて低い。したがって、現在はその他の国で生産されたものについて放射性物質の検査を行う必要はない。
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾行政院衛生署
情報源(報道) 台湾行政院衛生署食品薬物管理局
URL http://www.fda.gov.tw/content.aspx?site_content_sn=2354
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