食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03321750315
タイトル ドイツ連邦食糧・農業・消費者保護省(BMELV)、「日本の原発事故に関するQ&A」を公表
資料日付 2011年3月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦食糧・農業・消費者保護省(BMELV)は、「日本の原発事故に関するQ&A」を公表した。概要は以下のとおり。
Q1. 放射能汚染食品はドイツで流通しているのか?
A1. 放射能に汚染された日本の食品又は飼料が現在ドイツにある、あるいはEU域に向けて輸送中だという情報はない。
Q2. 日本から輸入される食品の管理は強化されたのか?
A2. 欧州委員会はEU加盟国に、日本産の食品及び飼料の放射能汚染を検査するよう勧告した。特に魚及び魚製品が検査される。
Q3. 日本産の食品の輸入は制限されているのか?
A3. 制限されていない。しかし状況が深刻化した場合には、EU全域で規定の緊急時体制が敷かれ、基準値未満の食品及び飼料のみが流通するよう保証される。
Q4. 日本の放射能汚染食品がドイツに到着する可能性があるのはいつか?(訳注:最新版では、この質問は削除されている)
A4. 加工及び輸送(船便)に要する時間から、理論的には2~6ヶ月後である。
Q5. 日本の原発事故によりドイツで健康被害が想定されるのか?
A5. 連邦環境・自然保護・原子炉安全省のQ&A参照。(ドイツ国民の健康被害は想定されない。)
http://www.bmu.de/atomenergie_sicherheit/doc/47094.php#3
Q6. 日本からどのような食品が輸入されているのか?
A6. 主にしょうゆ、ワイン、茶などで、ドイツの輸入食品の約0.1%である。
Q7. 魚はどのくらい輸入されているのか?
A7. 2010年にドイツは約91万トンの魚及び魚製品を輸入したが、その内日本産は約60トンのみであった。
Q8. 日本及び近隣地域産の製品は(産地が)表示されているのか? 当該地域産かどうかどのようにわかるのか?
A8. 海水魚は捕獲地域、淡水魚は国名、養殖魚は最終加工国名を表示しなければならない。
Q9. 日本産の魚の放射能汚染をどこが監視しているのか?
A9. ヨハン・ハインリヒ・フォン・チューネン研究所(vTI/農村林業水産研究所)
Q10. どの放射性物質が漏れているのか?
A10. 連邦放射線防護庁(BfS)のQ&A参照。
http://www.bfs.de/de/kerntechnik/papiere/japan3.html/#2
Q11. 食品には天然に放射性物質が含まれているのか?
A11. 含まれている。1986年のチェルノブイリ原発事故による食品の放射能汚染については、南ドイツの一部の地域で未だに特定のキノコ、野生動物及び野生のベリー類が汚染されている。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦消費者保護食糧農業省(BMVEL)
情報源(報道) ドイツ連邦食糧・農業・消費者保護省(BMELV)
URL http://www.bmelv.de/DE/Ernaehrung/SichereLebensmittel/Rueckstaende-Verunreinigungen/Verunreinigungen/FAQ_node.html
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