食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03321650160
タイトル 英国食品基準庁(FSA)、「食品及び環境中の放射性物質2008年:質疑応答」を公表
資料日付 2009年11月16日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国食品基準庁(FSA)は2009年11月16日、「食品及び環境中の放射性物質2008年:質疑応答(Radioactivity in Food and the Environment
, 2008 (RIFE 14) report: Your questions answered)」に関するQ&Aを公表している。質問と回答の一部は以下のとおり。 
Q1. 「食品及び環境中の放射性物質(RIFE)」報告書とは?(回答略)
Q2. RIFE報告書の記載内容は?
A2. 英国の食事から消費者に毎年推定される暴露量の平均は、自然放射線で約210μSvである。最も高い推定値は、セラフィールド(訳注)周辺の魚貝類摂食者の620μSvであった。EU上限値は1000μSvであり、彼らは上限値の62%の照射を受けていることになる。
Q3. 上記結果は他の天然放射性物質暴露と比較してどういう意味があるか?
A3. 放射線は自然に存在し、我々は常にバックグラウンド量の放射線を受けている。年間の食品及び水による自然発生放射性核種は210μSv程度である。また、2008年の英国では年間平均2
,230μSvの暴露を天然及び人工放射線源から受けている。これに加えてその他の活動より、例えば、歯科のX線で5μSv、ロンドンからシドニーへの往復飛行で160μSvなど暴露を受ける。
Q4.セラフィールドでのこの線量が導かれたサンプルが採られた場所はどこか?
A4.セラフィールドの水域経路線量の評価に用いられたサンプルはすべて、現場から半径15キロ以内の地域から採取された。
Q5.この線量は前年と比較してどうか?(回答略)
Q6.TENORMとは何か?
A6.工業活動により増加した自然発生放射性物質を指す。
Q7.セラフィールド付近の海産物の摂取は制限した方がよいか?
A7.2008年の海産物消費者の線量はEUの年間上限値を下回っている。よって食習慣を変える必要はない。
Q8.線量限度を定めたのは誰か、またそれは安全なのか?(回答略)
Q9.私たちの食品中の放射性物質のいくらかは「自然のもの」と呼ばれている。なぜそれが存在するのか、人工のものよりも良くないのか?(回答略)
Q10.線量あるいは放射能リスクはどのように算出するのか?(回答略)
Q11.核施設周辺の食品中における放射線量を確定するために、当局はどのような検査を行っているのか?
A11.当局は多くの食品について1サンプルにつき最高45種類の放射性核種濃度を調査している。調査する放射性核種の範囲は、それが特定の核施設から拡散されたとわかっている場合、及び何が地域住民の食生活に特に重要性を持つかがわかっているかによって決定される。
Q12.核施設の周囲からのみサンプルを取っているのか?
A12.40%のサンプルは核施設から遠く離れた場所から採取している。乳については毎月イングランド、ウェールズ、島嶼部の30か所で採取し、又、都市部の市場の様々な食品と核施設付近の食品の比較を行っている。
Q13.トータルダイエットスタディ(TDS)とは何か?
Q14.報告書に載せた結果は他に何かに利用するのか?
Q15.RIFE報告書はいつ発行されるか?

訳注:イングランド北西端カンブリア州にある村。かつて原子力発電所があったが、現在は殆どが閉鎖されている。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国食品基準庁(FSA)
情報源(報道) 英国食品基準庁(FSA)
URL http://www.food.gov.uk/multimedia/faq/rife2008faqs/
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。