食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu03321460105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、放射線の安全性に関するQ&Aを発表
資料日付 2011年3月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は3月17日「放射線の安全性に関するQ&A」を発表し、随時更新している。食品安全に関する部分と医薬品に関する部分で構成されている。食品安全に関する全質問と主な質疑内容は以下のとおり(3月22日現在)。
Q1 FDAは日本から入る輸入食品の安全性をどのように担保するのか。
A1 検疫所が機能しているが、放射線検査をさらに強化する。(このほか厚生労働省の出荷制限等に言及している。)
Q2 FDAは日本の状況をどのように評価しているか?
A2 現在の情報では、米国の食品供給にリスクが及ぶことはない。
Q3 食品供給を保全するFDAの制度はどのようなものか?
A3 900人以上の調査員と450人のアナリストからなるチームがサンプリング検査を行っている。
Q4 日本からの輸入製品は?
A4 食品については海産物、スナック食品、加工果実・野菜が主で、米国の全輸入食品の4%に満たない。
Q5 乳製品は?
A5 日本からの輸入食品は米国の全輸入食品の4%に満たず、乳製品は、そのうちFDAの管轄下にある食品中の0.01%にすぎない。ほとんどの乳製品は米国産である。
Q6 福島原発付近の収穫・漁獲・処理場は?
A7 大地震・津波による被災で、原発の爆発事故以前に生産は停止したと報じられている。FDAには被災地の企業・製造施設一覧があり、当該地域からの輸出品に特別な注意を向ける。
Q7 汚染製品が米国に入った場合、放射線の心配はあるか?
A7 現況では、インフラの被害により日本の輸出活動は著しく制限されている。輸出再開となれば、FDAはサーベイランスを実施して安全を担保する。
Q8 放射線汚染食品に対する現行の検出手順は?今後手順が変わるか?消費者の安全をどのように担保するのか?(A8略)
Q9 輸入速報を発行する予定はあるか?どんな手法で食品中の放射線を測定するのか?(A9略)
Q10 爆発当時日本国内を移動中であった製品にも目を向けているか?(A10略)
Q11 今後水揚げされる魚類・海産物に対する放射線の影響は?
A11 太平洋の膨大な水量により放射性物質は急速かつ効果的に希釈されるため、影響はないとみられる。
Q12 放射線が米国の農作地に影響を及ぼす可能性は?そのような農産物から消費者を保護するための方策は?(A12略)

国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報(化学物質)No.6/2011(2010.3.23)P15~17 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/index.html
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) 米国食品医薬品庁(FDA)
URL http://www.fda.gov/NewsEvents/PublicHealthFocus/ucm247403.htm
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。