食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03320680149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品中の化学物質に関する「よくある質問」を公表 (1/2) |
資料日付 | 2011年3月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月14日、報道関係者や一般読者向けの食品中の化学物質に関する新しい「よくある質問」(FAQ)を公表した。このFAQは、いくつかの重要な領域すなわち食品添加物、香料、食品接触材料、農薬、環境汚染物質におけるEFSAの役割及びリスク評価作業について説明している。質問は計19問あり、その一例は以下のとおり。 1. なぜ食品中に化学物質が存在するのか? (1) すべての食品、生物及び実際われわれ自身の体も化学物質で構成されている。食品中に見つかる化学物質の多くは自然界に存在し、炭水化物やたん白質、脂肪、繊維、並びに、その他の多くの元素や化合物のような栄養素を含む。 (2) 化学物質は、食品の製造や保存に重要な役割を果たすことができる。たとえば、食品添加物は食品の賞味期限を長くしたり、或いは、着色料のように食品をよりおいしそうにすることができる。香料は、食品をよりおいしくするために使用される。食品包装材料及びボトル、カップ、皿のような容器は、成分が食品中に移行する可能性のあるプラスチックのような化学物質を含んでいる。その他の化学物質は、農場の家畜や作物の病気と闘うために使用される可能性がある。 (3) 食品への使用が認可されたすべての化学物質は、それらが安全であることを保証するため、徹底的なリスク評価を最初に受けなければならない。我々の健康や安全に対するそうした化学物質で考えうる影響は、たとえば我々が食べる食品又はその他の環境における暴露源を通じた化学物質への我々の暴露量に依存する。だから規制機関は、どの化学物質がどんな濃度において使用できるかを決めるため、食品への使用が申請されたすべての化学物質について厳しいリスク評価を行う。これによって、食品又は作物への化学物質(たとえば農薬)の使用が動物衛生やヒトの健康及び環境に悪影響を及ぼさないことを確実にする。 (4) 人々は、また、土壌や水、大気などの環境中に様々な濃度で存在する天然物質及び人工の化合物(たとえば、ダイオキシン類及びポリ塩化ビフェニール類(PCB)等の環境汚染物質)に暴露する可能性がある。体内におけるこうした物質の存在は、時間経過とともに有害な影響を引き起こす可能性がある。したがって、EFSAのようなリスク評価機関は、また、食品中に見つかる可能性があるこうした環境化学物質への暴露に起因する健康への悪影響の可能性についても評価する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/faqs/faqchemicalsinfood.htm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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