食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu03310930208 |
タイトル | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)、クオーン(マイコプロテイン)に関するファクトシートを公表 |
資料日付 | 2011年3月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は3月2日、真菌由来の食物たん白質並びに繊維源であるマイコプロテイン(mycoprotein)に関するファクトシートを公表した。その概要は以下のとおり。 マイコプロテインは、真菌由来の食物たん白質並びに繊維源である。商標Quorn(クオーン)のブランド名で肉代用品として一部に使用されている。 クオーン製品がオーストラリアで販売されるようになったのは2010年以降であるが、英国では1986年から、また米国では2001年から販売されている。その使用歴により、クオーン製品におけるマイコプロテインは新開発食品とはみなされていない。 一部の消費者からマイコプロテインを成分とする製品を摂取した後に有害反応を起こしたという報告がなされている。ヨーロッパにおける研究では、ほとんどの消費者にとって安全であるが、約10万人から20万人に1人は反応する可能性が示されている。真菌由来であるために、他の真菌やカビに反応する人はマイコプロテインに対しても反応するかもしれない。 FSANZは、オーストラリアで医学的に確認されたクオーン製品への反応について承知していないが、当該食品を摂取して反応する消費者に対しては、摂取を停止し、医師に相談するよう助言する。 多くの加工食品と同様に、各種のマイコプロテイン製品を作るために様々な成分及び添加物が使用される。これらの成分には乳や卵といったアレルギー起因物質として知られているものが含まれている可能性がある。消費者の中には、マイコプロテインに不耐性の人、あるいは製品の他の成分に反応する人がいるかも知れない。マイコプロテインまたはクオーンは製品の成分表に表示される。消費者は表示をチェックし、自分自身にとって心配な製品を避けることができる。 国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 食品安全情報 No.5/2011(2011.3.9)(化学物質)p21 http://www.nihs.go.jp/hse/food-info/foodinfonews/ |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | 豪州 |
情報源(公的機関) | 豪州・NZ食品安全庁(FSANZ) |
情報源(報道) | 豪州・NZ食品基準機関(FSANZ) |
URL | http://www.foodstandards.gov.au/scienceandeducation/factsheets/factsheets2011/quornmycoproteinfebr5078.cfm |
(※注)食品安全関係情報データベースに関する注意事項
本データベースには、食品安全委員会が収集した食品安全に関する国際機関、国内外の政府機関等の情報を掲載しています。
掲載情報は、国際機関、国内外の政府機関等のホームページ上に公表された情報から収集したものですが、関係する全ての機関の情報を確認しているものではありません。また、情報内容について食品安全委員会が確認若しくは推薦しているものではありません。
掲載情報のタイトル及び概要(記事)は、食品安全委員会が和訳・要約したものであり、その和訳・要約内容について情報公開機関に対する確認は行っておりませんので、その文責は食品安全委員会にあります。
情報公表機関からの公表文書については、個別項目の欄に記載されているURLからご確認下さい。ただし、記載されているURLは情報収集時のものであり、その後変更されている可能性がありますので、ご了承下さい。
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